ひきこもりの子供が振るう親や兄弟に対する家庭内暴力の原因と対処方法

家庭内暴力を止める方法

暴力と引きこもりは、親和性が高い

一過性の暴力

  • 50%程度に一過性の暴力
  • 親が自分をコントロールしようとしていることに非常に敏感で怒りを感じる
  • 本人の人格を否定したり、怠け者扱いをしたり、「早く仕事をしろ」などと追い詰められると、それに対する反発として暴力が起こる
  • 家族に、本人に対する批判や否定をやめてもらう

慢性的な暴力

  • 10%弱のケースに慢性的な暴力
  • 慢性型の暴力は比較的やっかい
  • これまでの人生に対してすごく否定的な思いが渦巻いていて、他責的になりやすい。親にぶつけずにいられなくなってしまう これが慢性的な暴力の根源
  • 親に「自分の苦しさを味わえ」「共感せよ」と言っている
  • 根源にあるのは怒りや攻撃性というよりは悲しみでありその悲しみを分かってほしいという思い

参照元:家庭内暴力、止める方法あります 精神科医の斎藤環(たまき)筑波大教授 2019年6月20日 5時30分 朝日新聞DIGITAL

自分を情けないと思う心理

ひきこもり、家庭内暴力、自分を情けないと思う人を解説 / Explaining people who think they are pathetic
 親が学校の先生や医者だったりする場合は要注意

 

参考ウェブサイト

  1. ひきこもりにみられる症状と対応 愛知県
  2. 「ひきこもり」対応ガイドライン(最終版)の作成・通知について 平成15年7月28日
  3. 家庭内暴力 斎藤 環 (精神科医 筑波大学教授 こころのドア船橋スーパーバイザー)(こころのドア船橋 千葉県船橋市)精神病、すなわち幻覚や妄想などをともなわないものは適切に対応すればほとんどは解決可能 ゆっくり眠る時間すら奪われてしまいます。真夜中に叩き起こされ、本人が唐突に思い出した昔の恨みつらみを何時間でも延々と聞かされます。 精神分析家の神田橋條治氏が指摘するように、家庭内暴力の背後にある感情は、「憎しみ」ではなく「悲しみ」 本人にとってどんなことが刺激になりうるかを正確に知っておく 断定的な話し方 共感的に理解 他人を介在させる 本人は、他人が入り込むことをひどく嫌うのですが、いったん受け入れてしまうと、それが暴力を鎮めるきっかけになりやすい 家庭内暴力の場合、家族が通報して警察官が駆けつけてみると暴力はすっかりおさまっていることがほとんど
  4. 子どもの引きこもりを解決!家庭内暴力から脱出する3ステップ ニュースタート