PhD

未分類

心腎連関について

米国で急性心不全の治療に携わる医師らが、腎機能が低下した患者さんには、なぜか心不全の治療がうまくいかないことに気づき、2000年頃から、救急医、循環器医、腎臓医らで研究グループを作り、原因を探ってきました。… 多くの場合、双方の臓器が互いに...
泌尿器科

L-FABPとは

L-FABPの発見 腎臓を解剖学的にみると、糸球体を含む腎小体以外のほとんどを尿細管間質が占めている。そして尿細管間質障害が糸球体病変よりも腎予後に関係することは古くから指摘されている7)。そこで我々は尿細管障害を反映するマーカーこそが重...
精神科

うつ病の人の考え方

Aさんが、母親の責任で自分は不登校になってしまったと考えていること。さらにさかのぼっていくと、Aさんの不安やいらいらの原因が、高校受験のストレスだったこと。Aさんが「お母さんは私が病気になった責任を取って、ずっと面倒をみなければならない」と...
COVID-19

新型コロナウイルスワクチンの原理:ファイザー、モデルナのmRNAワクチン、アストラゼネカのDNAウイルスベクターワクチン、その他

ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンはmRNA、モデルナ社の製品もmRNAというのはテレビニュースなどで一般の人にとっても常識となっていますが、アストラゼネカ社のワクチンは少し仕組みが複雑なため、どういうタイプのものなのかがわかりにくい...
未分類

臨床医が臨床研究で統計学的手法を使うためのツボ、勘所

臨床医が臨床研究を纏めるためには統計学的な手法を使うことは避けて通れないのですが、ほとんどの臨床医は研究を始めるまでは統計学を学んだことがありません。大学や大学院で統計学の講義があったとしても、当時はその必要性も実用性も理解できずに頭に入っ...
未分類

臨床研究における統計学的手法の誤用~みんなで間違えば恐くない?

日本の心理学研究論文における Mann-WhitneyのU検定の誤用とその対策 富原一哉
未分類

ベースライン調査とは

前向きコホート観察研究を開始するにあたって、「ベースライン」の調査が行われます。 ベースライン調査 調査対象:要因と疾病罹患との関連を調べる研究では、注目している疾病には罹患していない人々を対象とする。当該疾病の既往歴がある者は、因果関...
未分類

前向きコホート研究の例

フラミンガム研究 研究デザインの教科書に必ず紹介されているのが、フラミンガム研究。心血管病の原因(危険因子)を探る目的で実施されたそう。フラミンガム研究によって、喫煙,年齢,高コレステロール,高齢,高血圧などが危険因子として同定された。こ...
科研費計画調書(申請書)の書き方

科研費申請書のお手本をKAKENやプロジェクトウェブサイトで見つけて真似しよう

大型の科研費を採択されている人は例外なく、説明の文章のわかりやすさがずば抜けています。ですから、大型プロジェクトのウェブサイトで読める文章は、科研費申請書の書き方の良いお手本になります。 基盤研究(S)組織修復・再生における間葉系細胞...
細胞生物学

上皮間葉転換(EMT)とは

上皮間葉転換とは 上皮間葉転換(EMT)は、様々な増殖因子刺激(TGFβ、EGF、HGFなど)に応じて、上皮細胞が上皮マーカーであるE-カドヘリン(細胞同士を連結して繋ぎ止める分子)の発現を失い、運動能の高い間葉系細胞の性質を獲得する現象...
モバイルバージョンを終了
タイトルとURLをコピーしました