感受性試験は,標準化した濃度の微生物を一連の濃度の抗菌薬に曝露することにより,抗菌薬に対する微生物の脆弱性を判定する。結果は通常以下のうちの1つとして報告される:感性(S)中間(I)耐性(R)
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/13-感染性疾患/感染症の臨床検査診断/感受性試験
クリンダマイシンは,クリンダマイシンおよびエリスロマイシン感性株による感染症に使用できる。ただし,クリンダマイシン感性かつエリスロマイシン耐性の市中感染型MRSA株も存在し,それらの菌株のエリスロマイシン耐性は,能動排出機構による場合と,リボソーム標的部位の修飾による場合がある。
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/13-感染性疾患/細菌および抗菌薬/クリンダマイシン
Kingella属細菌は一般に様々なペニシリン系およびセファロスポリン系薬剤に感性である。
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/13-感染性疾患/グラム陰性球菌および球桿菌/キンゲラ-感染症
MSDマニュアルを見るとプロフェッショナル版では「感性」と言う言葉が使われていますが、「家庭版」では「感性」という言葉は使われず、「感受性」という言葉が使われているようです。とすると、「感性」と言う言葉は、感染症学の専門家が使う言葉のようです。
抗菌薬の一種であるクロラムフェニコールは主に、他の抗菌薬に耐性をもつものの、クロラムフェニコールに対する感受性のある少数の細菌による重篤な感染症の治療に使用されます。
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/16-感染症/抗菌薬/クロラムフェニコール