これだけ知れば、医学が理解しやすくなる医学・病理学用語100

これだけ知れば、医学が理解しやすくなる医学・病理学用語100 (本ウェブページ)

専門基礎講座  よくわかる病理学 高橋 徹 著 金原出版 を読んで目に留まった語句や、日ごろよく目にする語句をピックアップしました。

  1. アポトーシス(あぽとーしす)
  2. 悪液質(あくえきしつ)
  3. イレウス(いれうす)(腸閉塞)
  4. 胃がん(いがん)
  5. 萎縮 (いしゅく)atrophy
  6. eGFR(いーじーえふあーる)(推算糸球体濾過量)
  7. うっ血(うっけつ)
  8. VSD (ゔいえすでぃー)ventricular septal Defect
  9. AST(えいえすてぃー)
  10. ALT(えいえるてぃー)
  11. ALS(えいえるえす)
  12. 壊疽(えそ)gangrene
  13. 炎症(えんしょう)
  14. 黄疸(おうだん)
  15. クッシング症候群(くっしんぐしょうこうぐん)
  16. 解剖(かいぼう)
  17. 潰瘍(かいよう)
  18. 化膿(かのう)
  19. 活動性(かつどうせい)
  20. 観血的(かんけつてき)
  21. 器官(きかん)
  22. 気管支炎(きかんしえん)
  23. 気胸(ききょう):肺に穴が空いて空気が肺の外の空間(胸腔)に漏れ出し、胸腔にたまっ空気によって肺が押されて小さくしぼむ病気
  24. 狭窄(きょうさく) stenosis
  25. 狭心症(きょうしんしょう) angina pectoris 冠動脈から心筋へ供給される酸素が不十分なため、締め付けられるような心臓付近の胸の痛みが症状として出る http://ikagaku.jp/archives/14880
  26. 虚脱(きょだつ):〔解剖学〕組織や臓器がその本来の形状を保てなくなり、潰れてしまう状態。例. 気管虚脱
  27. 筋委縮性脊索硬化症(きんいしゅくせいせきさくこうかしょう)ALS
  28. 筋ジストロフィー
  29. クレアチニン creatinin :筋細胞の老廃物。血中に出たあと、尿として排出される。腎機能が低下していると血中クレアチニン濃度が上昇する。
  30. くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)
  31. 下血(げけつ)
  32. 結核(けっかく)
  33. 結合組織(けつごうそしき)
  34. 血腫(けっしゅ)
  35. 血栓症(けっせんしょう)thrombosis: inappropriate clotting
  36. 結節(けっせつ)
  37. ~血症(~けっしょう)-emia/-aemia:~が血液中に異常な量存在する状態
  38. 血尿(けつにょう)
  39. 膠原病(こうげんびょう)
  40. 拘縮(こうしゅく)
  41. 梗塞(こうそく)infarction: ischemic cell death(虚血による細胞死)
  42. 固定(こてい)fixation
  43. サルコイドーシス
  44. 細胞診(さいぼうしん)
  45. 擦過 さっか
  46. 死(し)
  47. 止血(しけつ)hemostasis: The process of blood clotting that prevents excessive aleeding after blood-vessel damage. (Robbins 10e, PDF p107/910)
  48. COPD(しーおーぴーでぃー)慢性閉塞性肺疾患 chronic obstructive pulmornary disease:臨床的な疾患概念。診断基準は①長期にわたる喫煙歴、②進行性の咳、痰、もしくは労作時息切れなどの症状、③閉塞性換気障害(気管支内腔の狭窄により換気(特に呼気)がしにくくなる)の全てを満たすこと。気腫型COPDと非気腫型COPD(気道病変が優位)に分類される。
  49. CPC  Clinicopathological conference
  50. CRP (C-reactive protein)
  51. 出血(しゅっけつ)hemorrhage:血液の全成分が心血管系の外に出ること。遊走能をもたない赤血球が血管の外に出ていることが判定の指標になる。
  52. 傷害(しょうがい)
  53. 障害(しょうがい)
  54. 粥状硬化症(じゅくじょうこうかしょう)
  55. 褥瘡(じょうそう)
  56. 心不全(しんふぜん)
  57. 滲出(しんしゅつ exudation)とは、炎症が原因で血管から血液成分が組織や体腔へにじみ出る現象のことです。http://ikagaku.jp/archives/14806
  58. 浸潤(しんじゅん)
  59. 針生検(しんせいけん)
  60. 心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)
  61. 心内膜炎(しんないまくえん)
  62. 心肥大(しんひだい)
  63. 心房中隔欠損(しんぼうちゅうかくけっそん) ASD
  64. 心室中隔欠損(しんしつちゅうかくけっそん) VSD
  65. ~性~ (~せい~):A性B の場合、①Aが原因で発症したB、②Aという性質を持つB
  66. 生検(せいけん)
  67. 石灰化(せっかいか)
  68. 腺癌(せんがん)adenocarcinoma
  69. 腺腫(せんんしゅ)
  70. 染色(せんしょく)
  71. 線溶(せんよう)
  72. 臓器(ぞうき) organ, 器官ともいう
  73. 掻把(そうは)
  74. 塞栓(そくせん) embolus 塞栓症 embolism: migration of clots
  75. 組織(そしき) tissue
  76. 組織化学(そしきかがく) histochemistry
  77. 打診(だしん)
  78. 多臓器不全(たぞうきふぜん) MOF
  79. 多発性(たはつせい)
  80. 蓄膿(ちくのう)
  81. 虫垂炎(ちゅうすいえん)
  82. 中毒(ちゅうどく)
  83. 痛風(つうふう)
  84. 低形成(ていけいせい) hypoplasia
  85. 毒物(どくぶつ)
  86. 塗抹(とまつ)
  87. 肉芽(にくげ)
  88. 肉腫(にくしゅ)
  89. 尿酸(にょうさん)
  90. 尿素窒素(にょうそちっそ)
  91. 尿毒症(にょうどくしょう)
  92. 脳死(のうし)
  93. 脳卒中(のうそっちゅう)stroke: cerebrovascular accident
  94. 脳軟化症(のうなんかしょう)
  95. 肺気腫(はいきしゅ)pulmonary emphysema:終末細気管支よりも末梢の領域の、肺胞壁の破壊を伴う気腔の異常拡張(肺胞隔壁が断裂して嚢胞が形成)で線維化はないもの。(カラーで学べる病理学第6版216ページ)
  96. 敗血症(はいけつしょう)
  97. 播種(はしゅ)
  98. ビリルビン(びりるびん)
  99. ピロリ菌(ぴろりきん)
  100. 病因(びょういん)etiology
  101. 病変(びょうへん)
  102. 病理学(びょうりがく)
  103. 病理組織検査(びょうりそしきけんさ)
  104. 病理発生(びょうりはっせい) pathogenesis
  105. BUN(ぶん) (blood Urea Nitrogen) 注意:英語圏“B-U-N”とアルファベット読みするのが一般的(ビー・ユー・エヌ)。日本人の間では「ぶん」で通じる。
  106. 浮腫(ふしゅ)edema: The accumulation of fluid in tissues resulting from a net movement of water into extravascular spaces. (Robbins 10e, p107/910)
  107. 変性(へんせい) degeneration
  108. 弁膜症(べんまくしょう) → 心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)
  109. ポリオ(ぽりお)
  110. 剖検(ぼうけん) autopsy
  111. 無気肺(むきはい):肺の一部または全部の含気(がんき:内部に空気を含むこと)がなくなっている状態
  112. 漏出(ろうしゅつ)

英語

  1. morbidity 1.疾患のある状態 2.罹患率
  2. stroke 脳卒中(のうそっちゅう)