脳賦活検査・神経活動の測定方法のまとめ

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脳賦活検査・神経活動の測定方法をまとめておきます

脳血流を用いた脳賦活検査の原理

局所脳血流の増加と神経活動によ るエネルギー消費の増大が連関している、という事実に基づき、課題遂行中の脳血流と対照となる状態(多くは課題を遂行していない安静状態)における脳血流 と比較して、脳血流の増大している領域の分布を全脳にわたり描出するという方法を用いる。血流の有意な増加が認められた領域が、その課題の遂行に、何らか の役割を負っていると推論することにより、ある課題に関連した神経活動の変化の起こった場所を同定することができる。これが、脳血流を用いた脳賦活検査の 原理である。https://www.nips.ac.jp/fmritms/contents/brain-activation-inspection.html

磁気共鳴断層画像法 (MRI)

酸化ヘモグロビン還元型ヘモグロビンは、磁性的性質が異なることが古くから知られており(6)、還元型ヘモグロビンが血管内に存在する ことにより、血管周囲の磁場の局所的不均一が惹起される。局所磁場不均一の存在により、NMR信号は、それが存在しない場合より小さくなる。神経活動亢進 時には、脳血流の増大により、脳組織の酸素摂取を上回る酸素が供給されるため、局所還元型ヘモグロビンが減少する。このため、 NMR信号が増加する(図4)(7)。https://www.nips.ac.jp/fmritms/contents/brain-activation-inspection.html

参考

  1. 脳賦活検査の総論 定藤研究室
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