- 2022.09.19 研究者インタビュー Vol.32 ヒトiPS細胞から褐色脂肪細胞の作製に成功 病的な肥満の治療を目指して
人間の個体差の遺伝的な要因は何でしょうか?SNPsその他いろいろありますが、以下、ChatGPTにまとめてもらいました。
人間の個体差の遺伝的な要因は、主に以下のような遺伝的要素によって生じます。
人間の個体差は、SNPやCNVなどの遺伝子多様性、親から受け継ぐ遺伝子の組み合わせ、エピジェネティクスによる発現調節、遺伝子間の相互作用、そして突然変異が組み合わさることで生じます。これらの要因は、環境要因と相互作用しながら、人間の多様性を形作っています。
APIを使うと情報を効率よく取得できるらしいのですが、一体APIとは何で、どうやって使うものなのでしょうか。ChatGPT4oに訊くことで、長年のもやもやを解消します。以下、ChatGPT4oの回答です。
APIは、アプリケーションとアプリケーションの間をつなぐインターフェースを指します。異なるシステムやソフトウェア間で情報をやり取りするための「ルールや仕組み」を提供します。
APIをレストランに例えると:
https://api.openweathermap.org/data/2.5/weather
: ベースURL。q=Tokyo
: クエリパラメータ(東京の天気をリクエスト)。appid=YOUR_API_KEY
: 認証情報。APIは、異なるアプリケーションやサービス間で効率的にデータや機能を共有するための仕組みです。URLにパラメータを付ける形で簡単にリクエストを送信できるものが多く、天気情報、地図、ソーシャルメディアのデータなど、さまざまな分野で活用されています。
具体的なAPIやその使い方についてさらに質問があれば教えてください!
以上がChatGPT4oの回答でした。だいぶ理解が進みましたが、受け取り方はXMLかJSONしかないのでしょうか?また、ど大量の情報を貰う場合、どっちがその後解析しやすいのでしょうか?再度、ChatGPT4oに訊いてみます。以下はその答え。
CNN(convolutional neural network)の教科書を読んでいて、カーネルを複数用意してそれぞれのカーネルを入力画像に適用するので、特徴マップがカーネルの数だけ生じるというのはいいとして、次のレイヤーにまた複数のカーネルがあるわけですが、とするとレイヤーごとに、カーネル数xカーネル数xカーネル数x… とどんどん処理が増えていってしまわないの?という疑問が湧きました。自分が読んでいる教科書にはそのあたりのことがどうも端折られているみたいで、よくわからずChatGPT4oに訊いてみました。
あなた: convolutional neural networkの教科書を読んでいて湧いた疑問なんだけど、ひとつのCNNレイヤーにfeature mapsが複数あって、それぞれはカーネルに対応しているんだけど、すると、そのconvolution layer にはカーネルの数だけの画像があるということ?次のレイヤー(プーリングはとりあえず無視して)でまたカーネルが複数あるとしたら、処理としては、カーネル数xカーネル数xという感じで増えていくの?教科書読んでも、そうは書いていなかったんだけど。
ChatGPT: 素晴らしい疑問ですね!CNNの仕組みについて、カーネルや特徴マップがどのように構成されるか、特に複数のカーネルを扱う場合の計算について詳しく説明します。
あなた:「レイヤー1の出力(5枚の特徴マップ)に対して、10個のカーネルを適用。」っていうけど、5枚の特徴マップを一つに合わせてからそうするの?それともそれぞれに対してカーネルを適用した後で合わせるの?合わせ方は具体的に、ピクセル値の足し算なの?
ChatGPT:素晴らしい質問です!CNNにおける特徴マップの処理では、「それぞれに対してカーネルを適用した後で合わせる」 という形になります。この「合わせ方」の具体的な方法についても以下で説明します。
餅やコメやパンが柔らかくなったり固くなったりするのは、でんぷんの構造の変化によります。でんぷんは、アミロース(グルコースが直線状に重合したもの)とアミロペクチン(グルコースが直線状+枝分かれ構造)の混合物です。これらが水素結合により規則正しく並ぶと「固く」なります。結晶のように規則正しくて固いものでβーでんぷんと呼ばれます。それに対して、このような結晶構造が壊されるとやわらかくなります。やわらかいほうはαーでんぷんと呼ばれます。
米は硬くてそのままでは食べられませんがこれはβでんぷんの状態。ごはんを炊くことにより、結晶構造が壊れて柔らかくなります。やわらかくなった状態でフリーズドライしたものがα米で水でもどすだけで食べられるようになります。普通のコメをただ水にいれても、結晶構造が破壊されないので固いままです。加熱により熱エネルギーが結晶構造を破壊してくれるのです。
では、ジャガイモが生だと固くて調理するとやわらかくなるのは、なぜでしょうか。
大学のキャンパスが複数あり、地理的に離れていると、いろいろと不都合が生じます。まず大学生がサークルにはいって活動するときに、メインキャンパスまで移動する時間と手間があります。教員が授業を複数の学部で担当している場合にキャンパスの間の移動も不便です。大学で研究セミナーを実施する場合にも、会場にならなかったキャンパスの研究者は聴衆として参加するために移動する必要があります。
学年によってキャンパスが分かれる例もありますし、学部ごとに異なるキャンパスに存在する例もあります。履修する科目によっては、異なるキャンパスでのみ開講されているというケースもあるようです。学年でキャンパスが変わる場合は、下宿を引っ越す必要がでるかもしれません。
やはり大学はキャンパスが一つのほうが人やサービスを集中できて、アドバンテージが大きいのではないかと思います。では、分散キャンパスの形態をとっている大学は、地理的距離という不便さをどのように克服すればいいのでしょうか、また分散キャンパスであるがゆえの利点というものは存在しないのでしょうか。
日本の大学への政府からの助成金は、国立大学と私立大学で制度や目的が異なります。国立大学への助成金として大きなものは、国立大学法人運営費交付金で、文部科学省を通じて国立大学法人に提供される、大学運営の基盤となる助成金です。運営費交付金は、教育活動 研究活動 施設管理・維持 人件費に使われます。交付金額は、各大学のパフォーマンス(教育、研究、地域貢献など)に基づく評価結果に応じて、配分が調整されます。
国立大学法人に対しては、業務運営に要する経費として、国から運営費交付金が財政措 置されている。運営費交付金は、6年間の中期目標期間を通じて、各国立大学法人がそれ ぞれの中期目標・中期計画に基づき、安定的・持続的に教育研究活動を行っていくために 必要な基盤的経費であり、原則として、使途が特定されない「渡し切りの交付金」である。 運営費交付金は、文部科学省予算において、義務教育費国庫負担金に次いで大きな割合 を占めており、2019 年度予算(一般会計)では、同省予算(5兆 3,203 億円(「臨時・特別の 措置」を除いた金額))の約2割(1兆 971 億円)となっている。
運営費交付金の一部については、2019 年度以前から、「評価に基づく配分」が行われて おり、その枠組みとしては、①国立大学法人評価に基づく配分、②重点支援評価に基づく 配分の2つがある。
国立大学法人運営費交付金の行方 ― 「評価に基づく配分」をめぐって ― 竹内 健太 (文教科学委員会調査室) 立法と調査 2019. 6 No. 413 参議院常任委員会調査室・特別調査室https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2019pdf/20190603067.pdf
これ以外の助成事業として、大学改革に関連する事業(選択的支援)があり、政府が指定する改革目標(例えば、グローバル化、人材育成、地方創生など)を達成するためのプロジェクトへの支援が行われています。
2016(平成28)年度概算要求を見ると、国立大学への運営交付金の中に「機能強化の重点支援」(404億円)として、86校ある国立大学を機能分化させるための予算枠を計上しています。
(1)「卓越した教育研究」タイプ 北海道・東北・筑波・千葉・東京・東京農工・東京工業・一橋・金沢・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・九州(以上・16大学)
(2)「専門分野の優れた教育研究」タイプ 筑波技術・東京医科歯科・東京外国語・東京学芸・東京芸術・東京海洋・お茶の水女子・電気通信・奈良女子・九州工業・鹿屋体育・政策研究大学院・総合研究大学院・北陸先端科学技術大学院・奈良先端科学技術大学院(以上、15大学)
(3)「地域貢献」タイプ 上記(1)(2)以外の55大学
https://benesse.jp/kyouiku/201509/20150918-1.html
また、国立大学は文部科学省を通じて政府に概算要求を行います。 各大学が具体的なプロジェクトや施策のための予算を要求し、その後審査を経て決定されます。
毎年、運営費交付金が自動的に減額される中で、研究室を維持していく、あるいは新しい研究を実施するためには、概算要求という制度を利用して予算を獲得しなければなりません。
https://kaikei.mynsworld.com/gaisan-yokyu/
私立大学は、運営費の多くを授業料収入で賄いますが、政府からの助成金も重要な財源です。私立大学への助成金としては、いわゆる「私学助成」というものがあります。これは、私立学校振興助成金(経常費補助金)で、文部科学省が「私立学校振興助成法」に基づき提供する助成金です。
私立大学等経常費補助金とは、私立大学の運営を補助する為の国からの交付金です。国立大学の国立大学法人運営費交付金に相当するものと考えて良いと思います。
国立大学の国立大学法人運営費交付金と私立大学の私立大学等経常費補助金(2022年度) 6 takamitsu_h takamitsu_h 2023年7月23日 11:48 note.com https://note.com/vsrx/n/nde181aa413a3
私学助成とは・・・
私立学校を設置する学校法人に対し、国や都道府県が交付する補助金。
平成29年度予算額(案):4,304億円
私立大学等経常費補助金: 3,153億円
私立高等学校等経常費助成費補助: 1,036億円
私立学校施設・設備整備補助金等: 102億円
私立大学等教育研究活性化設備整備費補助金: 13億円https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/073/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2017/02/14/1381731_2.pdf
令和3年度私立大学等経常費補助金 学校別交付額一覧 581校のうち上位50個を抜き出してみました。1位は早稲田大学でおよそ85億円です。50番目の大学でおよそ12億円。国立大学の運営費交付金と比べると1桁、金額が小さいんですね。単位(千円)
順位 | 学 校 名 | 一 般 補 助 | 特 別 補 助 | 合 計 |
1 | 早稲田大学 | 7,442,141 | 1,093,345 | 8,535,486 |
2 | 慶應義塾大学 | 7,128,996 | 662,636 | 7,791,632 |
3 | 昭和大学 | 5,289,268 | 262,209 | 5,551,477 |
4 | 立命館大学 | 5,075,238 | 466,957 | 5,542,195 |
5 | 東海大学 | 5,067,116 | 246,042 | 5,313,158 |
6 | 順天堂大学 | 4,620,912 | 533,264 | 5,154,176 |
7 | 北里大学 | 3,759,817 | 310,601 | 4,070,418 |
8 | 福岡大学 | 3,671,815 | 218,087 | 3,889,902 |
9 | 近畿大学 | 3,481,735 | 390,219 | 3,871,954 |
10 | 関西大学 | 2,923,814 | 451,065 | 3,374,879 |
11 | 帝京大学 | 2,919,189 | 297,399 | 3,216,588 |
12 | 東京慈恵会医科大学 | 2,989,123 | 146,788 | 3,135,911 |
13 | 関西学院大学 | 2,767,102 | 320,922 | 3,088,024 |
14 | 明治大学 | 2,660,090 | 383,809 | 3,043,899 |
15 | 法政大学 | 2,641,518 | 376,709 | 3,018,227 |
16 | 藤田医科大学 | 2,797,477 | 136,964 | 2,934,441 |
17 | 東洋大学 | 2,511,327 | 198,157 | 2,709,484 |
18 | 日本医科大学 | 2,493,929 | 164,845 | 2,658,774 |
19 | 東京理科大学 | 2,349,762 | 257,480 | 2,607,242 |
20 | 青山学院大学 | 2,205,559 | 279,267 | 2,484,826 |
21 | 自治医科大学 | 2,350,426 | 80,310 | 2,430,736 |
22 | 埼玉医科大学 | 2,353,910 | 61,237 | 2,415,147 |
23 | 東京女子医科大学 | 2,197,612 | 163,535 | 2,361,147 |
24 | 立教大学 | 2,146,764 | 211,611 | 2,358,375 |
25 | 同志社大学 | 1,983,816 | 253,582 | 2,237,398 |
26 | 神奈川大学 | 2,020,345 | 175,529 | 2,195,874 |
27 | 上智大学 | 1,883,22 | 303,329 | 2,186,553 |
28 | 龍谷大学 | 1,979,173 | 207,208 | 2,186,381 |
29 | 中央大学 | 1,746,669 | 380,447 | 2,127,116 |
30 | 大阪医科薬科大学 | 1,896,371 | 187,805 | 2,084,176 |
31 | 東邦大学 | 1,911,579 | 80,466 | 1,992,045 |
32 | 久留米大学 | 1,749,315 | 228,714 | 1,978,029 |
33 | 獨協医科大学 | 1,822,911 | 61,215 | 1,884,126 |
34 | 名城大学 | 1,717,812 | 84,102 | 1,801,914 |
35 | 関西医科大学 | 1,624,358 | 133,703 | 1,758,061 |
36 | 創価大学 | 1,527,885 | 153,036 | 1,680,921 |
37 | 岩手医科大学 | 1,542,306 | 93,998 | 1,636,304 |
38 | 京都産業大学 | 1,419,934 | 69,700 | 1,489,634 |
39 | 杏林大学 | 1,387,568 | 59,469 | 1,447,037 |
40 | 中部大学 | 1,340,380 | 85,860 | 1,426,240 |
41 | 国際医療福祉大学 | 1,283,416 | 132,696 | 1,416,112 |
42 | 聖マリアンナ医科大学 | 1,289,837 | 54,831 | 1,344,668 |
43 | 芝浦工業大学 | 1,150,719 | 136,741 | 1,287,460 |
44 | 武蔵野大学 | 1,103,266 | 172,268 | 1,275,534 |
45 | 兵庫医科大学 | 1,182,238 | 92,370 | 1,274,608 |
46 | 駒澤大学 | 1,202,279 | 57,040 | 1,259,319 |
47 | 学習院大学 | 1,060,618 | 189,097 | 1,249,715 |
48 | 東京農業大学 | 1,165,494 | 83,910 | 1,249,404 |
49 | 帝京平成大学 | 1,100,636 | 147,144 | 1,247,780 |
50 | 九州産業大学 | 1,177,459 | 67,233 | 1,244,692 |
私立大学を対象とした助成事業として、「私立大学等改革総合支援事業」というものがあります。これは、私立大学が教育・研究の改善、国際化、地域連携、人材育成などを進めるための支援事業で、競争的な助成金です。
私⽴⼤学等改⾰総合⽀援事業 校当たりの特別補助交付額︓タイプ1,3,4は1,000万円程度、タイプ2は2,500万円程度を想定 (各選定校数等により変動。 このほか、⼀般補助における増額措置。)
https://www.mext.go.jp/content/20220829-mxt_kouhou02-000024712_7.pdf
タイプは4つに分かれていて、下の採択状況をみると、重複して助成を受けられるようです。
令和2年度私立大学等改革総合支援事業の選定状況
学校名 | タイプ1 (特色ある教育の展開) |
タイプ2 (特色ある高度な研究の展開) |
タイプ3 (地域社会への貢献) |
タイプ4 (社会実装の推進) |
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地域連携型 | プラットフォーム型 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
12 | 岩手医科大学 | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
26 | 国際医療福祉大学 | ○ | ○ | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
35 | 埼玉医科大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
37 | 獨協医科大学 | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
38 | 駿河台大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
58 | 北里大学 | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
61 | 杏林大学 | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
62 | 慶應義塾大学 | ○ | ○ | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
67 | 東京慈恵会医科大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
69 | 順天堂大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
70 | 昭和大学 | ○ | ○ | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
80 | 帝京大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
81 | 東海大学 | ○ | ○ | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
88 | 東邦大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
90 | 日本大学 | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
92 | 日本医科大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
100 | 早稲田大学 | ○ | ○ | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
102 | 自治医科大学 | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
126 | 金沢医科大学 | ○ | ○ | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
158 | 藤田医科大学 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
162 | 愛知医科大学 | ○ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
189 | 大阪医科大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
197 | 関西医科大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
198 | 近畿大学 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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兵庫医科大学 |
|
○ |
ニュース
論文
国立大学は、基本的に「公的機関」であるため、運営費交付金という形で直接的な資金が提供されるのに対し、私立大学は基本的には「民間機関」であるため、授業料収入が主要財源となるという違いがあります。
質問ありがとうございます!とても良いポイントを指摘されています。ここでは、量子力学の観点から状態 \( n \) から \( n \) に「遷移する確率」について明確に整理します。
—
### **遷移確率の基本的な考え方**
量子力学で「状態 \( n \) から状態 \( m \) に遷移する確率」が関係するのは、ハミルトニアン \( \hat{H} \) または他の相互作用演算子が関わる**行列要素**です:
\[
P_{n \to m} \propto | \langle m | \hat{H} | n \rangle |^2
\]
ここで:
– \( \langle m | \hat{H} | n \rangle \) は、ハミルトニアン(または相互作用演算子)の状態 \( n \) と状態 \( m \) の間の行列要素です。
– この値の絶対値の2乗が、遷移確率に比例します。
—
### **状態 \( n \) から状態 \( n \) への遷移確率について**
「状態 \( n \) から状態 \( n \) に遷移する」と言われると、これは**状態 \( n \) に留まる確率**とも解釈できます。
#### **行列要素の計算**
ハミルトニアンの状態 \( n \) における行列要素は以下のように書けます:
\[
\langle n | \hat{H} | n \rangle
\]
1. **ハミルトニアンの定義**:
– \( \hat{H} \) は状態 \( n \) のエネルギー固有値 \( \lambda_n \) に対応する固有演算子です。
– 固有値方程式により:
\[
\hat{H} | n \rangle = \lambda_n | n \rangle
\]
2. **行列要素の計算**:
– 行列要素は次のように簡単になります:
\[
\langle n | \hat{H} | n \rangle = \lambda_n \langle n | n \rangle
\]
– 規格化された状態(\( \langle n | n \rangle = 1 \))を考えると:
\[
\langle n | \hat{H} | n \rangle = \lambda_n
\]
#### **状態 \( n \) に留まる確率**
遷移確率に比例する量は \( | \langle n | \hat{H} | n \rangle |^2 \) なので:
\[
P_{n \to n} \propto | \langle n | \hat{H} | n \rangle |^2 = | \lambda_n |^2
\]
これは、状態 \( n \) のエネルギー固有値 \( \lambda_n \) の2乗に比例します。
—
### **状態 \( n \) にいる確率の意味**
量子力学では、ある状態に粒子が存在する確率は、その状態の**波動関数の絶対値の2乗**によって表されます。ただし、ここで話しているのは以下の2つを区別する必要があります:
1. **状態 \( n \) に粒子が存在する確率**:
– 状態 \( n \) にいる確率は、波動関数の絶対値 \( | \psi_n |^2 \) によって決定されます。
– ハミルトニアンの行列要素 \( \langle n | \hat{H} | n \rangle \) は、この確率そのものではなく、エネルギー固有値に対応します。
2. **状態 \( n \) に留まる遷移確率**:
– \( P_{n \to n} \) はハミルトニアンの行列要素 \( | \langle n | \hat{H} | n \rangle |^2 \) に比例します。
– これは、系が状態 \( n \) にとどまるための動力学的な性質を反映しています。
—
### **結論**
– 状態 \( n \) から \( n \) に留まる遷移確率は \( | \langle n | \hat{H} | n \rangle |^2 \propto | \lambda_n |^2 \) に比例します。
– しかし、これは「状態 \( n \) にいる確率」を直接意味するものではありません。「状態 \( n \) にいる確率」は波動関数の絶対値の2乗 \( | \psi_n |^2 \) によって与えられます。
– ハミルトニアンの固有値 \( \lambda_n \) はエネルギーの測定値を示すものであり、それが遷移確率に影響を与えますが、存在確率そのものではありません。
よって、「状態 \( n \) にいる確率 = 固有値の2乗」とは言えない点に注意が必要です!
良い質問です!「**状態 \( n \) から状態 \( m \) への遷移確率**」という概念には、**時間**のスケールが重要な役割を果たします。時間の概念を考慮しない場合は、実際の遷移確率を正しく理解することができません。
以下で詳しく説明します。
—
### **1. 遷移確率と時間の関係**
状態 \( n \) から \( m \) への遷移確率は、一般的に「**時間依存の遷移確率**」として記述されます。具体的には、波動関数の時間発展を記述する**時間依存シュレーディンガー方程式**を用います:
\[
i\hbar \frac{\partial}{\partial t} \psi(t) = \hat{H} \psi(t)
\]
遷移確率 \( P_{n \to m}(t) \) は、ある時間 \( t \) における状態 \( n \) から状態 \( m \) に遷移する可能性を測定するもので、以下のように定義されます:
\[
P_{n \to m}(t) = |\langle m | \psi(t) \rangle|^2
\]
ここで:
– \( \psi(t) \) は、時間 \( t \) における波動関数。
– \( \langle m | \psi(t) \rangle \) は、時間 \( t \) における状態 \( m \) にいる確率振幅。
—
### **2. 短時間スケールでの遷移確率(摂動理論)**
摂動理論を使えば、短時間での遷移確率を近似的に計算することができます。1次摂動理論に基づき、遷移確率は次のように与えられます:
\[
P_{n \to m}(t) = \frac{1}{\hbar^2} | \langle m | \hat{H}_{\text{int}} | n \rangle |^2 \cdot t^2
\]
ここで:
– \( \hat{H}_{\text{int}} \) は遷移を引き起こす相互作用ハミルトニアン。
– \( t \) は経過時間。
この式が示す通り、遷移確率は短時間では \( t^2 \) に比例して増加します。
—
### **3. 長時間スケールでの遷移確率(フーリエ解析)**
長時間では、遷移確率は**エネルギー保存則**によって制約を受けます。特に、ハミルトニアンが時間に依存しない場合、遷移が起こるのは状態 \( n \) と状態 \( m \) の間のエネルギー差 \( \Delta E \) が外部摂動のエネルギーと一致する場合に限定されます。
遷移確率は次のように与えられます:
\[
P_{n \to m}(t) \propto \left| \int_0^t e^{i\Delta E t’/\hbar} dt’ \right|^2
\]
この振幅の時間積分は**フーリエ変換**として解釈され、共鳴条件(エネルギー保存則)が満たされるときに最大化されます。
—
### **4. 実験的な時間スケール:いつまで待つのか**
– 遷移確率が観測可能になるまでの時間スケールは、系のエネルギー差や相互作用の強さによります。
– **短時間の場合**:\( t \) が小さいとき、遷移確率は時間に応じて増加します。
– **長時間の場合**:遷移確率は、エネルギー保存則によって定まる遷移振幅の大きさで制限されます。
例えば:
– 外部からの摂動(レーザー光や磁場など)がない場合、遷移が観測されるまでには非常に長い時間がかかることがあります。
– 摂動が加わる場合、遷移は摂動の強度と共鳴条件によって早められます。
—
### **5. 結論**
「状態 \( n \) から状態 \( m \) への遷移確率」を正確に考えるには、**時間のスケール**を考慮する必要があります。以下がポイントです:
1. 遷移確率は、時間に依存して変化します。短時間では \( t^2 \) に比例して増加します。
2. 長時間では、エネルギー保存則や共鳴条件に従って遷移が観測されます。
3. 実験的には、外部摂動を用いることで遷移確率を制御し、時間スケールを短縮できます。
したがって、「いつまで待つか」は系の具体的な条件(ハミルトニアン、エネルギー差、摂動の有無など)によります!
おっしゃる通りです!**全ての可能な状態に遷移する確率の総和が1**(正規化の条件)であるという点は、量子力学の基本的な性質に基づいています。この場合、時間そのものが関係しないように見えますが、実際には、**遷移確率をどのように計算するか**や**物理的な状況**によって時間の役割が異なるという点を理解する必要があります。
以下で詳しく整理します:
—
### **1. 遷移確率の総和は1**
量子力学では、波動関数の正規化により、すべての可能な状態に遷移する確率の総和は必ず1になります:
\[
\sum_m P_{n \to m} = 1
\]
ここで:
– \( P_{n \to m} = |\langle m | \psi(t) \rangle|^2 \) は、状態 \( n \) から状態 \( m \) に遷移する確率。
– \( m \) はすべての可能な状態を走査します。
この条件から、「どれかの状態に遷移する確率が必ず1になる」という事実が保証されます。この考え方では、時間に依存せずに「割合」を計算するだけで済む場合もあります。
—
### **2. 時間が関係ない場合:定常状態**
ある条件下では、時間が直接関係しないケースがあります。たとえば:
1. **定常状態**:
– 状態 \( n \) にある波動関数 \( \psi \) が時間に依存しない(ハミルトニアンの固有状態)場合、状態 \( n \) から他の状態 \( m \) に遷移する確率は時間とは無関係になります。
– ここでは、遷移確率は単にハミルトニアンや相互作用演算子の行列要素に依存します:
\[
P_{n \to m} \propto |\langle m | \hat{H} | n \rangle|^2
\]
2. **全エネルギーが保存される場合**:
– 系全体が定常で、時間依存性が明示的に含まれない場合は、遷移確率の「割合」だけを考えれば十分です。
—
### **3. 時間が関係する場合**
一方で、時間が重要になるケースもあります。たとえば:
1. **摂動がある場合**:
– 外部摂動(レーザーや電場など)が系に作用している場合、遷移確率は時間に依存します。
– このとき、遷移確率 \( P_{n \to m}(t) \) は、時間の関数として成長し、ある程度の時間が経過した後に「割合」として定常値に収束します。
2. **遷移の途中段階**:
– 状態 \( n \) から \( m \) への遷移がまだ進行中の場合、時間のスケールが重要になります。
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### **4. 状態の割合(重み付け)と時間の関係性**
あなたの指摘の通り、「最終的にどの状態に遷移するか」という意味では、時間は関係ない場合も多いです。重要なのは、遷移確率の「割合」を知ることで、各状態に粒子が遷移する可能性を評価することです。
たとえば:
– 遷移確率の分布が \( P_{n \to m} \propto |\langle m | \hat{H} | n \rangle|^2 \) で与えられるとすれば、その分布から「割合」を計算するだけで物理的に十分な情報が得られます。
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### **5. 結論:時間が関係するかしないか**
– **時間が関係しない場合**:
– 波動関数が定常状態にあるとき。
– 全ての遷移確率の「割合」を知るだけで物理的な意味が十分に伝わる場合。
– **時間が関係する場合**:
– 外部摂動や遷移の進行中にあるとき。
– 時間依存性が遷移確率や状態の分布に影響を与える場合。
したがって、「時間は関係ない」と言える状況も多いですが、それは「定常的な遷移確率の分布が既に確立している場合」に限られると考えられます!
はい、まさにその通りです!**位置 \( x \)** と **運動量 \( p \)** を量子化する際の「作法」として知られているのが、**正準量子化(canonical quantization)** です。この手法によって、古典力学の物理量(例えば位置や運動量)が、量子力学の演算子に置き換えられます。
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### **正準量子化とは?**
正準量子化は、古典力学の物理量(位置や運動量など)を量子力学の演算子として記述するための基本的な方法です。この手法は、以下のステップに基づいています:
1. **古典力学の正準変数**:
– 古典力学では、位置 \( x \) と運動量 \( p \) は相互に独立した変数として扱われます。
– これらはハミルトニアン \( H(x, p) \) に基づいて運動方程式を記述します(ハミルトン形式)。
2. **量子化のルール**:
– 古典力学の位置 \( x \) と運動量 \( p \) をそれぞれ量子力学の演算子に置き換えます:
– \( x \) → 位置演算子 \( \hat{x} \)
– \( p \) → 運動量演算子 \( \hat{p} = -i\hbar \frac{\partial}{\partial x} \)
– これにより、量子力学では物理量が演算子として扱われます。
3. **交換関係**:
– 正準量子化の中心的な要素は、位置と運動量の間に次のような**交換関係**を課すことです:
\[
[\hat{x}, \hat{p}] = \hat{x}\hat{p} – \hat{p}\hat{x} = i\hbar
\]
– この関係は、位置と運動量が完全には同時に測定できない(不確定性原理)ことを反映しています。
—
### **具体的な例:正準量子化の適用**
#### 1. **自由粒子のハミルトニアン**:
古典力学では、自由粒子のハミルトニアンは次のように記述されます:
\[
H(x, p) = \frac{p^2}{2m}
\]
これを正準量子化すると、次の演算子形式に変換されます:
\[
\hat{H} = \frac{\hat{p}^2}{2m} = -\frac{\hbar^2}{2m} \frac{\partial^2}{\partial x^2}
\]
#### 2. **調和振動子**:
古典力学の調和振動子のハミルトニアンは:
\[
H(x, p) = \frac{p^2}{2m} + \frac{1}{2}m\omega^2x^2
\]
正準量子化すると:
\[
\hat{H} = -\frac{\hbar^2}{2m} \frac{\partial^2}{\partial x^2} + \frac{1}{2}m\omega^2\hat{x}^2
\]
ここからシュレーディンガー方程式を解くことで、調和振動子のエネルギー固有値 \( E_n = \hbar\omega\left(n + \frac{1}{2}\right) \) が得られます。
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### **正準量子化の意義**
正準量子化は、古典的な力学系を量子力学的な演算子形式に変換する標準的な方法であり、次のことを可能にします:
1. 古典的な物理量(例えば位置と運動量)を量子力学の枠組みに導入する。
2. ハミルトニアン演算子を定義し、シュレーディンガー方程式を構築する。
3. 不確定性原理や交換関係を通じて、量子力学の特徴を反映させる。
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### **注意点**
正準量子化は非常に有用な方法ですが、以下の点に注意が必要です:
1. **古典力学を前提としている**:
– 正準量子化は古典的なハミルトニアン形式に依存しているため、古典力学が適用できない場合には他の量子化手法が必要になることがあります。
2. **代数的な対称性の重要性**:
– 交換関係を保持することが、正準量子化の整合性を確保する鍵です。
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### **まとめ**
「\( x \) と \( p \) を量子化する作法」とは、まさに**正準量子化**を指します。これにより、位置と運動量が演算子として扱われるようになり、交換関係や不確定性原理を自然に含む形で量子力学の理論が構築されます。この手法は、量子力学の枠組みを古典力学から導出する際の基礎的なアプローチです。
いいえ、「**演算子(物理量) × 波動関数 = 固有値 × 波動関数**」は量子力学の**固有値方程式**であり、シュレーディンガー方程式そのものではありません。ただし、シュレーディンガー方程式の特定の解の形で、固有値方程式と関連する場合があります。
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### **シュレーディンガー方程式と固有値方程式の違い**
1. **時間に依存しないシュレーディンガー方程式**:
シュレーディンガー方程式の時間依存性を取り除いた形が以下のようになります:
\[
\hat{H} \psi = E \psi
\]
– ここで \( \hat{H} \) はハミルトニアン(エネルギー演算子)、
– \( \psi \) は波動関数、
– \( E \) はエネルギー固有値。
これはシュレーディンガー方程式の**特定の形**であり、ハミルトニアン演算子に対する固有値方程式となります。
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2. **時間に依存するシュレーディンガー方程式**:
一般的な形は以下のように書かれます:
\[
i\hbar \frac{\partial}{\partial t} \psi(x, t) = \hat{H} \psi(x, t)
\]
– これは波動関数 \( \psi(x, t) \) の時間発展を記述する式です。
– この式では、ハミルトニアン \( \hat{H} \) の作用によって波動関数が時間とともにどのように変化するかが決まります。
– この場合、波動関数 \( \psi \) は時間依存のものなので、固有値方程式の形ではありません。
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### **固有値方程式とシュレーディンガー方程式の関係**
– **時間に依存しないシュレーディンガー方程式**は固有値方程式の一例です。
– つまり、エネルギー演算子(ハミルトニアン)に対する固有値方程式を解くことで、エネルギー固有値 \( E \) とその対応する固有状態 \( \psi \) を得ることができます。
– この固有値方程式は、エネルギーの許容値(離散的または連続的)を決定します。
– 他の演算子(例えば位置演算子 \( \hat{x} \)、運動量演算子 \( \hat{p} \))に対しても同様に固有値方程式を考えることができ、それらの物理量に対応する固有値と固有状態を決めます。
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### **結論**
– 「**演算子 × 波動関数 = 固有値 × 波動関数**」は固有値方程式であり、シュレーディンガー方程式ではありません。
– ただし、**ハミルトニアン(全エネルギー演算子)**を用いた固有値方程式は、時間に依存しないシュレーディンガー方程式に対応します。
– 時間に依存するシュレーディンガー方程式は、波動関数の時間発展を記述するもっと一般的な方程式です。
はい、一般に「**演算子(物理量) × 波動関数 = 固有値 × 波動関数**」という形の**固有値方程式**は、時間に依存しない波動関数を前提としています。これが成り立つのは、**時間に依存しないシュレーディンガー方程式**や、他の時間に無関係な演算子に関連する状況です。
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### **固有値方程式と時間依存性**
1. **時間に依存しない場合**:
固有値方程式は次のように書かれます:
\[
\hat{A} \psi = a \psi
\]
– ここで波動関数 \( \psi \) は時間に依存しないもので、演算子 \( \hat{A} \) の作用によって元の形を変えず、スカラー倍される関数です。
– この場合、物理量(例えばエネルギーや運動量)の値が一定である、つまり時間に依存しない状態を表します。
2. **時間依存する場合**:
時間依存する波動関数 \( \psi(x, t) \) では、一般に固有値方程式は成り立ちません。
– 時間依存する波動関数は、時間に応じて形が変化するため、演算子の作用によって生成される状態が時間とともに変わることがあります。
– このような場合、波動関数の時間発展は**時間依存シュレーディンガー方程式**で記述されます:
\[
i\hbar \frac{\partial}{\partial t} \psi(x, t) = \hat{H} \psi(x, t)
\]
– この式では波動関数が時間的にどう変化するかを追跡しており、固有値方程式の形にはなりません。
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### **固有値方程式が時間依存しない理由**
固有値方程式が時間に依存しないのは次の理由からです:
1. **物理量の測定結果が確定している状態を表す**:
固有値方程式は、物理量(例えばエネルギーや運動量など)の値が確定している状態を記述します。この状態は時間と無関係です。
2. **時間依存性を分離した場合**:
– 時間に依存する波動関数 \( \psi(x, t) \) は、時間依存部分と空間依存部分に分けられることが多いです:
\[
\psi(x, t) = \phi(x) e^{-iEt / \hbar}
\]
– 空間依存部分 \( \phi(x) \) は時間に依存しない波動関数であり、これが固有値方程式に従います:
\[
\hat{H} \phi(x) = E \phi(x)
\]
– 時間依存部分は別の位相因子として扱われます。
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### **まとめ**
「演算子 × 波動関数 = 固有値 × 波動関数」という形の固有値方程式は、**時間に依存しない波動関数**を前提としています。時間依存する波動関数を扱う場合は、時間依存シュレーディンガー方程式を使用し、時間依存性と空間依存性を分離することで固有値方程式を取り出すことができます。