老化とは?
- 中年期以降、体の水分量やタンパク量が減少し、脂肪分が増加
- 老年期には、臓器重量も減少
- 動脈硬化、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病が進行
- 癌遺伝子がオンに
- 老化の正体は、①さびること(酸化作用)②しぼむこと(内分泌ホルモンの減少)③こころがすさむこと(精神的な風化)
- 活性酸素などによって細胞膜が「酸化」
- DNAの酸化
- 動脈硬化も血管内皮細胞の酸化
- アンチエイジング(抗加齢)医療は、「老化の時計」と戦い、元気で楽しく生きながら、「ピン、ピン、コロリ」とあの世に行くため
老化とは 田中消化器科クリニック https://www.tanaka-cl.or.jp/anti-aging/chance/aging/
酸化ストレスによる生体内の変化
- 活性酸素によって酸化ストレスは亢進し
- DNAやたんぱく質といった生体成分を酸化
- 酸化されたDNAやたんぱく質の中には、血中や尿中に出てくるものもあるため、血液検査や尿検査で分かることがあります。
- 発生した酸化ストレスに対し、抗酸化能(活性酸素を除去する能力)が追い付かない状況になると、酸化ストレスがたまっていく
- 活性酸素によって細胞が攻撃されると、細胞膜の脂質が酸化
- 酸化ストレスが高い状態が続くと、私たちの体を構成する全てのDNAやたんぱく質、脂質、糖質が酸化されていきます
- 糖尿病では、酸化された糖とたんぱく質が結合し、異常な糖化たんぱく質が増えている
- 動脈硬化を起こした血管では、酸化された脂質が蓄積し、血管の内腔が狭くなり、血液が流れにくく
- アルツハイマー病やパーキンソン病など、高齢者に多い脳の病気でも、酸化したたんぱく質などが蓄積
酸化ストレス 健康長寿ネット 長寿科学振興財団 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/rouka/sanka-sutoresu.html
長生きする秘訣
下のコラムは老化の原因をわかりやすく説明したもので、説得力があり、とてもためになる記事です。
20〜30代では周りはみんな同じような体型・肌のつや・健康状態をしていますが、80歳になると元気な人から寝たきりの人まで病気の有無・認知レベル・活動範囲などのどれをとっても個人差はとんでもなく広がります。これは、慢性炎症をはじめとする体を蝕む反応を日々どれだけ抑えてきたかによって、長い年月をへて大きな差として現れるからです。何にでも当てはまることですが、小さな努力は、すぐに実感できるような大きな変化をもたらしません。しかし、大きな変化とは、あくまでも結果であり、その結果に至るまでの毎日の地道な努力の積み重ねが、将来の自分を変えていけるのです。
万病の元「慢性炎症」が加齢によって起きやすくなる3つの理由【予防医療の最前線】 虎ノ門中村クリニック 神谷町院 https://toranyc.com/information/2018/08/26/万病の元「慢性炎症」が加齢によって起きやすく/