肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌とは

肺炎球菌は、とてもありふれた菌で、多くの子どもが鼻や喉に保菌(菌を持っていること)しています。(肺炎球菌 ワクチン yoshida-cl.com)

肺炎球菌は、莢膜(きょうまく)という分厚い膜に包まれているため、からだの免疫からの攻撃に強く、退治するのが難しい細菌です。(肺炎球菌感染症は、なぜ予防したほうがよいのでしょう。 肺炎予防に関するQ&A 肺炎予防.jp)

肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌が起こす病気の総称で、肺炎のほかにも中耳炎、副鼻腔炎、髄膜炎(ずいまくえん)などが含まれます。(肺炎球菌感染症について こどもとおとなのワクチンサイト

肺炎球菌感染症の重大さ

日本人の死因の中で、肺炎は第3位に挙げられる。また肺炎を起こす原因としては、肺炎球菌が最も多い。(肺炎球菌感染症 ドクターズファイル 同愛記念病院 アレルギー呼吸器科部長 黨(とう)康夫 先生)

肺炎球菌のワクチン

ニューモバックス NP:23 価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン、  プレベナ−13:13 価肺炎球菌結合型ワクチン(高齢者の肺炎球菌ワクチンについて

ワクチンには、23価肺炎球菌莢膜(きょうまく)ポリサッカライドワクチン(商品名:ニューモバックスNP)以外に、沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(商品名:プレベナー13)など複数の種類があります。(肺炎球菌感染症Q&A 国立がんセンター)

肺炎球菌には80種類以上の型があって、それぞれの型に対して免疫をつける必要がありますが、ニューモバックスは、そのうちで感染する機会の多い23種類の型に対して免疫をつけることができます。これらの23種類の型で、すべての肺炎球菌による感染症の約8割を占めています。 1回の接種で23の型ほとんどに対し、有効レベル以上の免疫ができ、その免疫は5年程度続きます。予防のために5年毎に継続的に接種することが推奨されています。(ニューモバックス 肺炎球菌ワクチンとは 肺炎球菌について 吉行医院)

肺炎球菌の英語名

肺炎球菌は、英語では、pneumococcusあるいは、Streptococcus pneumoniae と言います。(肺炎球菌感染症について 横浜市衛生保健所)

肺炎球菌の発見

1881年に、Pasteur が、狂犬病の患者の唾液から初めて分離しました。1883年に、FriedlanderとTalamonとが、肺炎球菌と肺炎との関係を記述しています。(肺炎球菌感染症について 横浜市衛生保健所)

肺炎球菌の形態

肺炎球菌は構造上ポリサッカライド(多糖体)からなる莢膜(カプセル)を持つものと持たないものがあり、このカプセルを持つものが人に対する病原性を持っています。(ご存知ですか?「肺炎球菌ワクチン」 健康プラザ)

図-3に電子顕微鏡,図-4に光学顕微鏡で観察した肺炎球菌像を示します。本菌はその形態的特徴から肺炎双球菌とも呼ばれます (肺炎球菌とは 重症型のレンサ球菌・肺炎球菌感染症に関するサーベイランスの構築と病院解析、その診断・治療に関する研究)

肺炎球菌は、英語では、pneumococcusあるいは、Streptococcus pneumoniae と言います。1881年に、Pasteur が、狂犬病の患者の唾液から初めて分離しました。1883年に、FriedlanderとTalamonとが、肺炎球菌と肺炎との関係を記述しています。肺炎球菌は、短い鎖状の連鎖球菌(Streptococcus )の状態以外にも、二つの菌がくっついた双球菌の状態や、他の菌とくっつかない一つの菌だけの状態でも観察されます。(肺炎球菌感染症について 横浜市衛生保健所)

肺炎球菌感染症に関する参考サイト

  1. 肺炎球菌とは(感染症予防接種ナビ)