~性~ (~せい~):A性B の意味2つ ①Aが原因 ②Aは病態

自分:=性~ って、=が原因ってこと?リンパ増殖性疾患 とか、 血栓性塞栓症 とか

Gemini 2.5 Pro:

はい、ご質問の通り、医学用語における「A性B」という形は、多くの場合**「Aが原因となって起こるB」**という因果関係を示します。

しかし、それだけではなく**「Aという性質・特徴を持つB」**という意味で使われることも非常に多く、どちらの意味合いで使われているかは文脈や用語によって判断する必要があります。

ご提示の例で見てみましょう。

1. 「~が原因」という意味合いが強い場合

血栓性塞栓症(けっせんせいそくせんしょう)

これは、ご指摘の通り「血栓原因で起こる塞栓症」という意味です。

  • 血栓: 血管内でできた血の塊。
  • 塞栓症: 血栓などが血流に乗って移動し、別の場所の血管を詰まらせてしまう状態。

つまり、「血栓性」が塞栓症の原因を明確に示しています。他の例としては以下のようなものがあります。

  • ウイルス性肝炎: ウイルス感染が原因の肝炎。
  • アレルギー性鼻炎: アレルギー反応が原因の鼻炎。
  • 薬剤性パーキンソニズム: 薬剤の副作用が原因のパーキンソン症状。

2. 「~の性質・特徴を持つ」という意味合いが強い場合

リンパ増殖性疾患(りんぱぞうしょくせいしっかん)

こちらは少しニュアンスが異なります。「リンパが増殖することが原因の疾患」と捉えることもできますが、より正確には「リンパ球が増殖するという性質・特徴を持つ疾患」という意味合いが強いです。

リンパ球の増殖は、この疾患群の外部にある「原因」というより、その疾患の本質的な病態そのものです。病気のメカニズムの中心が「リンパ球の増殖」であることを示しています。

他の例としては以下のようなものがあります。

  • 潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん): 大腸に潰瘍を形成する性質を持つ炎症性の疾患。潰瘍は原因ではなく、病態の特徴です。
  • 増殖性網膜症(ぞうしょくせいもうまくしょう): 網膜に異常な血管が増殖する特徴を持つ網膜症。
  • 閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう): 動脈硬化によって血管が閉塞する性質を持つ疾患。

まとめ

接尾語「~性」は、言葉を形容詞的に変化させ、「~の性質を持つ」「~に関連する」という意味を付け加える働きがあります。その結果として、文脈に応じて以下の2つの主要な意味で使われます。

  1. 原因を示す: (例:ウイルス性、アレルギー性、血栓性)
    • 「Bの原因はAである」という関係性が明確な場合に用いられます。
  2. 性質・病態を示す: (例:増殖性、潰瘍性、閉塞性)
    • 「Bの本質的な特徴・病態がAである」という場合に用いられます。

したがって、「=性~ は、=が原因ってこと?」というご質問に対しては、「はい、多くの場合その通りですが、『=の性質を持つ』という意味で、病気そのものの特徴を表す場合もあります」というのが最も的確な答えになります。