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多変量解析の手法の種類と適用範囲

多変量解析というのは一つの手法の名前ではなく、複数の独立変数や従属変数がある場合の統計解析全般を指す言葉です。 変数の種類や数によってさまざまな統計学的解析手法が存在しますが、どういうときにどれを使えば良いのかはなかなか自分の頭の整理...
医療統計学

回帰分析:単回帰分析と重回帰分析

単回帰分析 独立変数の数が一つで、従属変数の数も一つの場合、その関係を直線で表すことを考えることは単回帰分析と呼ばれます。Y=aX +b という式でデータを表すわけです。もちろん、データはこの直線のまわりにばらついて存在するのですが、でき...
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ロジスティック回帰分析

ロジスティック回帰分析とは アウトカムが高血圧や交通事故など,二区分化された変数である際に用いられる。その結果はオッズ比として報告される。(臨床医が手がける疫学研究 奥田 雄介,石倉 健司 北里医学 2020; 50: 93-103) ...
医療統計学

統計学的な解析をするそもそもの目的

統計学は難しいと自分も思います。その難しさが何なのかというと、いろいろな手法があって頭がごちゃごちゃになるからではないかと思います。基本的な概念がいろいろ出てきますが、それらをしっかり整理して、そもそも統計学的な解析によって何を知りたいのか...
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筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic lateral sclerosis; ALS)の予後予測因子

ALSの予後は個人差が非常に大きく、予後予測ができればより個人個人に合った治療が選択できるであろうということで、予後予測因子を同定するための研究が盛んです。ALSの進行の度合いを評価するスコアとして、ALS機能評価尺度(ALSFRS‐R)が...
医療統計学

単回帰分析と重回帰分析との違い

独立変数が一つで従属変数が一つの場合は、単回帰分析と言います。独立変数がX,従属変数がYとした場合、 Y=aX + b のように書けて、この式から得られる値と実験値との誤差が最小になるように(最小二乗法などで)a,bを決めてやればよい...
ウイルス学

ウイルスが感染、増殖する仕組み

インフルエンザウイルスの感染と増殖の仕組み インフルエンザウイルスとは インフルエンザウイルスは、8本に分かれた遺伝子RNAから合成された10または11のタンパク質により構成されるとても小さな粒子(参考1)。 インフルエンザウ...
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腎臓の移植(腎移植)の実際

腎臓の移植というのは、言葉としてはよく耳にしますが、実際のところどうするのかは知りませんでした。自分はてっきりもとの腎臓と他人から頂いた腎臓とを交換するのだと思っていましたが、そうではないそうです。移植する腎臓は腹腔内に入れて、もともと持っ...
病理学

病理学におけるスケールバー

図・表:図・表は各々に図 1,表 1 などのようにそれぞれの番号をつけ,各々のタ イトルと簡潔な説明文を附記する。光顕写真(組織像,細胞像)の倍率は原則として不要であ る。電顕写真については撮影時の倍率を表示するか,あるいは写真にスケールを...
精神医学

援助希求とは

援助希求とは 誰かに助けてほしいと求めることを「援助希求」といいます。女性は、感情を他者と共有することや助けを求めることに抵抗が少なく、情緒的支援や社会的サポートを受け入れやすく、こころの問題に対しても、それほど抵抗なく医学的・精神的援助...
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