器質性疾患と機能性疾患

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医学独特の用語として、「器質性」という言葉と「機能性」という言葉があります。何も難しいことはなくて、器質性というのは構造的な異常に基づくもの、機能性というのは構造は保たれているがその機能に異常が生じているものです。

器質的疾患とは、臓器そのものに炎症などがあり、その結果として様々な症状が出現する病気や病態のことをいいます。臓器そのものに異常があり、症状が出ている疾患のため、検査を行えば必ず症状の原因となる異常が見つかります。一方、機能性疾患とは、臓器には何も異常は無いにもかかわらず自覚症状だけがある病態をいいます。臓器そのものには異常が無いため、色々な検査を行ってみても症状の原因となるような異常は何も見つかりません。(機能性疾患と器質的疾患について 福岡天神内視鏡クリニック

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