脳波の読み方のわかりやすい教科書

スポンサーリンク

脳波判読step by step

脳波判読step by step 入門編 第4版 大熊輝雄、松岡洋夫、上埜孝志 医学書院 2006年

脳波が「原寸大」で印刷されていて、見やすいのが特徴。類書ではこんなに大きく脳波が印刷された本は見当たりません。この大きさは実に見やすいし、頭に入ってきやすいです。ものさしも付属しているので、この定規を当てることで、原寸大(1秒=3㎝)に描かれた脳波が、何ヘルツの脳波なのかが簡単に調べられます。周波数を簡単に読み解けるので、実感がわきやすいです。脳波を読んでみようという意欲を一番沸かせてくれる本。この定規に印刷されたもので2ヘルツから30ヘルツまで読むことが出来ます。

 

モノグラフ 臨床脳波を基礎から学ぶ人のために

EEGモノグラフ 臨床脳波を基礎から学ぶ人のために第2版 日本臨床神経生理学会 編 診断と治療社 2019年12月16日発行。大判です。脳波は脳内のどんな電気活動を反映しているのかという説明が最初になされていて、結構詳しいです。脳波がどうやって測定されているのか、多少の電気の知識があったほうが理解しやすい内容の説明がなされています。それから脳波の導出法などへ話が移っていきます。脳波に関することが網羅的に説明されていて、非常に良い教科書。単に脳波を読むための本ではなくて、脳波に関して知っておくべきことの総説になっています。

 

モバイルバージョンを終了
タイトルとURLをコピーしました