咽頭(いんとう pharynx)と喉頭(こうとう larynx)の解剖学

咽頭(いんとう)とは

咽頭は、鼻腔、口腔から続く部分で、喉頭や食道につながります。(のどの仕組み

喉頭(こうとう)とは

咽頭と喉頭とは字が似ていて混同しそうですが、喉頭(こうとう)はのどぼとけの部分であり、声帯が存在している器官の名称。つまり喉頭は、声を出す器官というわけですね。

喉頭は、いわゆる「のどぼとけ」のところにある器官で、気管と咽頭(いんとう)をつないでいます(図1)。喉頭では、鼻や口から取り込まれた空気は気管へ、飲食物は食道へと振り分けられます。喉頭には左右一対の声帯(せいたい)があり、(がん情報サービス)