ビタミンB3はナイアシンとも呼ばれ、ニコチン酸とニコチンアミドを合わせた総称です。
ニコチン酸アミド https://ja.wikipedia.org/wiki/ニコチン酸アミド
ニコチン酸 https://ja.wikipedia.org/wiki/ニコチン酸
ビタミンB3は、補酵素NADや補酵素NADPの材料となります。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド https://ja.wikipedia.org/wiki/ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド
NADやNADPは、酸化還元反応において電子の運搬に関わる最重要分子です。電子供与体と呼ばれます。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド https://ja.wikipedia.org/wiki/ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド
ビタミンB3摂取の効能
NAD+は、免疫機能や炎症などの加齢に関連した複数の経路に関与する中心的な分子として注目されており、ヒトや動物では加齢とともに減少することも知られている。https://medical-tribune.co.jp/news/articles/?blogid=7&entryid=565542
- ビタミンB3はCOPD患者の肺の炎症を軽減する? 2024年12月5日 13:52 MedicalTribune https://medical-tribune.co.jp/news/articles/?blogid=7&entryid=565542
ニコチン
ニコチンはニコチン酸と名前が似ていますが、構造は多少違います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ニコチン
ニコチンはタバコに多く含まれており、ニコチン性アセチルコリン受容体のリガンドとして作用します。脳の、腹側被蓋野(Ventral Tegmental Area: VTA)と呼ばれるところにあるニコチン性アセチルコリン受容体に結合することにより、ドーパミンやβ-エンドルフィンを放出させる働きがあり、これらの脳内物質は「多幸感」をもたらします。そのためニコチン摂取は依存性があります。