脳梗塞の診断と治療:経皮的脳血栓回収療法(カテーテル)coreとpenumbra

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脳梗塞について

脳梗塞におけるキーワードとして、Ischemic core(コア)とpenumbra(ペナンブラ)、collaterals(コラテラル)等があります。以下の動画で説明されています。

Ischemic core and penumbra | Circulatory System and Disease | NCLEX-RN | Khan Academy khanacademymedicine チャンネル登録者数 164万人

  1. アテローム性脳梗塞とラクナ脳梗塞 (河村循環器病クリニック 神戸市灘区)
  2. ちょっと気になる画像講座①~脳梗塞ってどこ見ればわかるの??(みどり病院 神戸市西区)脳梗塞は血栓の大きさ、詰まる範囲や場所によって大きく3タイプに分類されます。 ラクナ梗塞 アテローム血栓性脳梗塞 心原性脳梗塞 *説明文や写真の例や模式図が非常にわかりやすい
  3. time is brain” (Youglish.com 26件)

脳梗塞の画像診断法

  1. 血栓を観る:最新の脳梗塞画像診断 井上学 血栓止血誌017;28(3):289-296
  2. [特集]脳血管障害の画像診断(PART 1) ラジオロジー 21 2013年
  3. 急性期結構再建療法と画像診断 平野 脳循環代謝 第26巻 第2号

RAPID

  1. 脳梗塞治療の診断をより効果的に iSchemaView RAPIDを導入しました 2020年08月05日 健和会大手町病院 福岡県北九州市小倉北区大手町

血栓回収療法とは

  1. 血栓回収療法(治療の解説 中村記念病院 札幌市中央区)脚の付け根の血管から脳動脈までカテーテルを通し、脳塞栓症を引き起こした血栓を、血管内から回収する治療です。

脳卒中救急

  1. 常時待機の脳卒中救急で医師の疲弊をどう防ぐ 血栓回収療法の普及に対応できるシステムの構築が必要に 学会トピック◎第78回日本脳神経外科学会学術総会  2019/10/30 日経メディカル 急性期脳梗塞に対する血栓回収療法の有効性が証明され、我が国でも血管内治療の全国的な普及を目的とした脳卒中センターの指定が始まろうとしている。 ‥ 同病院がある神戸市の人口は約150万人。救急隊から直接連絡が入る脳卒中ホットラインがあり、平均すると1日に2例は脳卒中患者が救急搬送されてくる。脳主幹動脈閉塞(LVO)で血栓回収療法を行う症例はここ3~4年で急増し、2018年は96例に及んだ。

急性期脳梗塞における画像診断から治療までの流れ

  1. 急性期脳梗塞における画像診断から治療までのパスウェイ (レクチャー動画リンクあり)成清 道久(川崎幸病院脳血管センター) Session 1 わが国において脳梗塞を含む脳血管疾患は死因の第3位であり,寝たきり(要介護5)の原因の第1位となっている。‥ 急性期脳梗塞の画像診断においては,ischemic penumbraischemic coreという概念が重要となる。ischemic penumbraは,脳血流量(CBF)が20mL/100g/分を切り,電気的活動が停止して脳梗塞に陥っている領域で,神経脱落症状として麻痺などが生じる。ischemic coreは,CBFが10mL/100g/分を下回って虚血性脱分極となり,神経細胞死に陥った領域である。このような虚血コアは従来,ASPECTS(Alberta Stroke Program Early Score)としてCTの早期虚血変化(early ischemic change,early CT sign)やMRIの拡散強調画像(DWI)で評価してきた ‥ 灌流画像の重要性が再認識され,海外では主にCT perfusionを用いて評価が行われている。‥ 国内では灌流画像の解析システムが普及していないことから,グレーディングの評価項目では虚血コア体積MRI ASPECTSを併記している。‥ 急性期脳梗塞と診断された患者は,検査後そのままカテーテル室へ移動し,血栓回収療法を施行する。 ガイドラインでは,搬送から画像検査まで30分,穿刺までを60分で実施し,90分以内に再灌流を得ることが推奨されている ‥ 当院では,画像処理ワークステーション「Vitrea」に搭載されたベイジアンアルゴリズムのソフトウエア“Brain Perfusion Bayesian”にて灌流画像評価を行っている。

参考

  1. コラムその15 バイパスを造らずに脳の血行をよくする
  2. 『脳梗塞は治る病気へ、脳出血の治療開発はこれから』 国立循環器病研究センター 私が研修を開始した1994年は「脳卒中は治らない病気」から「脳卒中は治る病気」に変わる分岐点でした。‥ 1995年に米国からアルテプラーゼによる血栓溶解療法の効果を証明する試験結果が発表され、救急治療対象への大きな流れの変化が起こりました。現在、わが国でもアルテプラーゼによる血栓溶解療法ステント型血栓回収デバイスなどによる血栓回収療法標準治療となり、脳卒中の約7割を占める脳梗塞は治る病気になったのです。
  3. 認知症 脳血流SPECT 読影のポイント 日本メジフィジックス株式会社医療関係者専用情報
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