科研費申請書(研究計画調書)の学術的問いと研究目的とを書き分ける方法

科研費申請書(研究計画調書)を書く際に、学術的問いと研究目的が同じような内容になってしまって、どう書き分けたらわからないという声をよく耳にします。

別に決まりは何もないので、好きに書き分ければよいのですが、学術的な問いはあくまで学術的に書き、研究的は具体的にやることを書くというのが一つの考え方だと思います。

問い:現象に関すること

目的:その現象を捉える測定手段まで含めた内容

あるいは、問いを「仮説」と考えて、その仮説から予言される内容の検証を研究目的として書くのも一つの方法だと思います。