心不全とは?心筋梗塞との違い

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心不全とは

心不全は病名ではなく、心筋梗塞心臓弁膜症心筋炎などの心臓のさまざまな病気や高血圧などが原因となり、引き起こされる状態のこと。(心不全 Doctors File)

「不全」の国語の辞書的な意味は、「活動や機能が完全でないこと」です(goo辞書)。医学用語として使われているときも、病気の名前ではなく、状態のことのようです。腎不全なら、腎臓の機能が低下した状態です(参照:腎不全 Doctors File)。

心不全を引き起こす病気の一つに心筋梗塞があります。「梗塞」という言葉も、心筋梗塞や脳梗塞で使われていますが、そもそもの意味は、「①ふさがって通じないこと。②動脈がふさがれて、その先の組織に壊死 (えし) を生じた状態。」(goo辞書)。なるほど、心臓を取り巻く血管が詰まって、血液が心臓の筋肉にいきわたらなくなり心臓の筋肉が死んでしまった状態が「心筋梗塞」なわけですね。goo辞書の説明がわかりやすかったです。

心不全の原因には心筋症弁膜症など、さまざまな病気がありますが、とくに多いのが心筋梗塞なのです。心筋梗塞のために壊死した心筋部分が大きいと、心筋が充分にポンプの役割を果たせずに、身体の要求に見合うだけの十分な血液を送り出せないため心不全状態となるわけです。(心筋梗塞、虚血性心不全とは 日本心臓財団)

この説明で「心不全」と「心筋梗塞」との違いがはっきりとわかりました。心筋梗塞は心不全の原因の一つというわけです。

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