彦根市立病院で脳動脈瘤脳を下垂体腫瘍と誤診

報道によると、滋賀県彦根市立病院脳神経外科で、脳動脈瘤を下垂体腫瘍と誤診して手術が行われ、手術中に大量に出血して患者が亡くなるという事故が起きていたことがわかりました。

コンピューター断層撮影(CT)などの画像から、外部を含めた脳神経外科の専門医4人が下垂体腫瘍と診断し、切除のための手術を行った。手術中に動脈瘤が破裂して出血、翌日に死亡したという。(誤診原因で手術女性死亡 滋賀・彦根市立病院 京都新聞 2017年11月27日)

医療事故調査・支援センターは、「放射線科医師による画像診断を受けていれば脳動脈瘤と分かり、事故が回避できた」としています。

  1. オペ前にMRI.MRAの撮影はしなかったのかな?
  2. アンギオ、MRA CTAでわからんレベルなのか、そもそもしてなかったのか
  3. ウチの病院の脳外科も放射線科に読影させないで、自前で読影しちゃうんですよね…  他にMRIやMRAとか行われなかったんでしょうか
  4. 脳外科医ですがちょっとありえない誤診。下垂体腺腫に脳動脈瘤を合併することはよく知られているので術前MRIなどで血管チェックするのは常識。術前CTだけで手術しちゃったんだろうか?
  5. 自分も脳外科主の病院で働いていて下垂体腫瘍と脳動脈瘤の手術を見てきてるけど
    脳動脈瘤と下垂体腫瘍なんてどうやったら間違えるのか……
  6. CTAはおろかMRAすらやってないってことだよね。基本を押さえていないようじゃ救いようがない。
  7. CT.MRIで造影剤使用で撮影しておれば誤診は無いだろう。こんな馬鹿げた誤診が何故起きる

YAHOO!JAPANニュース コメント欄より 一部を紹介)

 

参考

  1. 彦根市立病院 脳神経外科/診療科・部署のご案内 医師の紹介