肝臓は、「代謝」、「解毒」、「胆汁合成」、「エネルギー貯蔵」、「栄養素の貯蔵」などの役割を担っています。
ビタミンの貯蔵
ビタミンを多く含む食物の表を見ると、多くのビタミンがレバーに含まれていることがわかります。
- ビタミンA:豚レバー、鳥レバー
- ビタミンD:アンコウ肝、レバー
- ビタミンB2:豚レバー、牛レバー、鶏レバー
- ナイアシン(ビタミンB3):豚レバー
- パントテン酸(ビタミンB5):鶏レバー、豚レバー
- ビタミンB6:牛レバー、豚レバー
- ビタミンB12:牛レバー、鶏レバー
- 葉酸(ビタミンB9):牛レバー
参考サイト
- 脂溶性ビタミン(MSDマニュアル家庭版):脂溶性ビタミンは肝臓や脂肪組織に貯蔵されます。‥ 肝疾患や アルコール依存症によって、ビタミンの処理(代謝)や貯蔵が阻害されることもあります。
- ビタミン A を貯蔵する肝星細胞が肝臓の炎症を制御していた(京都大学):肝星細胞は肝臓構成の細胞のうち約5%を占め、ビタミン A を貯蔵する役割がひろく知られています。
- 【一覧表】ビタミンが多い食べ物 melos.media)
- 食肉にはどんなビタミンが含まれている? 日本食肉消費総合センター
- ビタミンKの働きと1日の摂取量 健康長寿ネット
- ビタミン及びビタミン様物質の一覧 lbv.jp
多くの代謝の反応が肝臓で起こることを考えると、肝臓に多量のビタミンが存在するのはもっともな話です。さらに、肝臓にはビタミンを「貯蔵」する働きもあります。ビタミンA、ビタミンB12、葉酸などは肝臓に貯蔵されています。