問題119D42
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- https://ameblo.jp/hama1951s/entry-12893418148.html
問題118E34
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- https://note.com/kosei_taro/n/nad1b064c6db5
問題115A53
58歳の男性。空腹時血糖の高値を主訴に来院した。20年前に2型糖尿病を指摘され、15年前からインスリン自己注射を開始した。現在は超速効型ヒトインスリンを各食直前に6単位、就寝前に持効型溶解インスリンを12単位自己注射している。内服薬は服用していない。最近の自己血糖測定値を下記に示す。睡眠中に著明な発汗を伴い目覚めることがある。身長173cm、体重62kg。脈拍68/分。血圧126/82mmHg。身体所見に異常を認めない。尿所見:蛋白(−)、糖2+、ケトン体(−)。血液所見:随時血糖178mg/dL、HbA1c 6.4%(基準4.6〜6.2)。 まず行うべきなのはどれか。
a. 夕食後の散歩 b. 夕食時の糖質減量 c. 明け方の血糖値の測定 d. スルホニル尿素薬の内服の追加 e. 夕食前の超速効型ヒトインスリンの増量
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- https://medical-illustration.club/kakomon-chart/med/115_a/53
問題114A29
50歳の男性。糖尿病治療の目的で来院した。 1か月前から両眼のかすみと視力低下を自覚して自宅近くの医療機関の眼科を受診したところ,両眼増殖糖尿病網膜症と診断され,内科を紹介されて受診した。これまで健康診断は受けていなかった。職業は自営業でデスクワークをしている。この1年間で体重は8kg減少している。身長170cm,体重62kg。脈拍72/分,整。 血圧182/102mmHg。 両側アキレス腱反射は消失している。 両側足関節の振動覚は著明に低下。尿所見(空腹時): 蛋白3+,糖3+,ケトン体1+,潜血(-)。血液生化学所見(空腹時):尿素窒素38mg/dL, クレアチニン2.4mg/dL, 血糖348mg/dL,HbA1c 14.6%(基準4.6~6.2),トリグリセリド362mg/dL,HDLコレステロール28mg/dL,LDLコレステロール128mg/dL,Na 136mEq/L,K 5.2mEq/L,Cl 98mEq/L。 この患者の食事療法として正しいのはどれか。
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- https://m3e-medical.com/montore_pages/114KA029
問題113A59
62歳の男性。血糖コントロールと腎機能の悪化のため来院した。20年前から2型糖尿病で自宅近くの診療所でスルホニル尿素薬の内服治療を受けている。5年前から血糖コントロールが徐々に悪化し、血清クレアチニンも上昇してきたため、紹介されて受診した。身長165cm、体重76kg。脈拍84/分、整。血圧168/62mmHg。両眼に増殖性網膜症を認める。両下腿に軽度の浮腫を認める。アキレス腱反射は両側消失。尿所見:蛋白2+、糖2+、ケトン体(-)。血液所見:赤血球395万、Hb 11.2g/dL、Ht 32%、白血球5,500、血小板22万。血液生化学所見:尿素窒素40mg/dL、クレアチニン3.2mg/dL、空腹時血糖226mg/dL、HbA1c 10.8%(基準4.6~6.2)。 糖尿病治療について最も適切な対応はどれか。
a 食事療法を強化する。b ビグアナイドを追加する。c インスリン製剤を導入する。d スルホニル尿素薬を増量する。e α-グルコシダーゼ阻害薬を追加する。
- https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/ishi/
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- https://www.e-resident.jp/content/examination/6392
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問題112F53
12歳の女児。低血糖性昏睡で救急搬送された。 11歳時に1型糖尿病を発症し、インスリン強化療法を受けている。 体育の授業中に意識を失ったという。来院時の血糖値は22mg/dLで、20%ブドウ糖液を静注したところ、2分後に意識は回復した。 精査・加療目的で入院した。入院後の聴取では「低血糖かなとは思ったが、 進学したばかりの中学で相談できる先生や友達もなく血糖測定もしづらいと思っていたら、いつのまにか気を失っていた」との事であった。 退院後の学校生活における指導内容で適切でないのはどれか。
a: 小児糖尿病サマーキャンプを紹介する。 b: スティックシュガーを常に携行するように指導する。 c: 体育の授業の後などは低血糖になりやすいことを指導する。 d: 血糖の自己測定をしやすい環境の確保を担任の教諭に依頼する。 e: 意識を消失したらインスリン皮下注射を行うよう担任の教諭に指導する。
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- https://www.e-resident.jp/content/examination/6393
問題105
45歳の男性。めまい,嘔気および嘔吐を主訴に来院した。
現病歴:24歳から毎年健康診断を受けていたが,異常を指摘されたことはなかった。直近では6月14日に健康診断を受け,空腹時血糖98 mg/dL,HbA1c 5.1%であった。7月25日ころから軽い咳が出現し,7月30日に突然,口渇,多飲および多尿が出現した。8月1日にめまいが出現し,熱中症ではないかと自己判断して,スポーツ飲料を4リットル飲んだ。その夜から嘔気と嘔吐とが出現し,8月2日に受診した。
既往歴:5年前に痔瘻の手術。
生活歴:喫煙は20歳から15本/日を17年間。飲酒は機会飲酒。
家族歴:父が高血圧症,高尿酸血症および糖尿病で治療中である。母は胆嚢摘出術を受けている。
現 症:意識は清明。身長171 cm,体重58 kg。体温36.8℃。呼吸数22/分。脈拍64/分,整。血圧102/68 mmHg。甲状腺の腫大を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。
検査所見:尿所見:蛋白(-),糖3+,ケトン体2+。血液所見:赤血球468万,Hb 13.9 g/dL,Ht 42%,白血球12,300(好中球75%,好酸球1%,好塩基球1%,単球6%,リンパ球17%),血小板27万。血液生化学所見:血糖610 mg/dL,HbA1c 5.8%(基準4.3~5.8),総蛋白7.5 g/dL,アルブミン3.9 g/dL,尿素窒素12 mg/dL,クレアチニン0.6 mg/dL,尿酸6.9 mg/dL,総コレステロール246 mg/dL,トリグリセリド190 mg/dL,総ビリルビン0.9 mg/dL,AST 10 IU/L,ALT 16 IU/L,LD 177 IU/L(基準176~353),ALP 174 IU/L(基準115~359),アミラーゼ950 IU/L(基準37~160),Na 131 mEq/L,K 4.4 mEq/L,Cl 97 mEq/L。CRP 1.0 mg/dL。動脈血ガス分析(自発呼吸,room air):pH 7.25,PaCO2 28 Torr,PaO2 102 Torr,HCO3- 12 mEq/L。
この病態で特徴的な症候はどれか。
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問題 101H37
32歳の女性。口渇,多飲,多尿および体重減少を主訴に来院した。意識は清明。身長160cm,体重46kg。脈拍80/分,整。血圧104/72mmHg。甲状腺の腫大は認めない。尿所見:タンパク(-),糖4+,ケトン体2+。血清生化学所見:空腹時血糖324mg/dL,HbA1c 10.2%(基準4.6~6.2)。
治療方針決定に有用な検査はどれか。2つ選べ。
a. 動脈血ガス分析 b. インスリン負荷試験 c. 尿中アルブミンの定量 d. 尿中Cペプチドの測定 e. 75g経口ブドウ糖負荷試験
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- https://m3e-medical.com/montore_pages/101KH037
関連リンク
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/manms/19/1/19_32/_pdf