後悔死ぬ前に後悔すること・人生における 後悔と意思決定の関係

人生に後悔はつきものです。なぜなら人生は意思決定の連続であり、人生がうまくいかなくなったときには必ず、意思決定の際にもっとよい選択をすべきだったのにと後悔することになるからです。人生が全て上手くいく人はあまりいないので、ほとんどの人は必ず何かしら人生で後悔する点があるはずです。

人生の途中段階で後悔することがあっても、まだ生き方を変えることができます。しかし死ぬ直前に後悔してももう時間がありません。死ぬ前に後悔することだけは避けたいものですが、多くの人は死ぬ前にどんなことに後悔しているのでしょうか。

一番多いのは、自分の人生を生きなかったというものだそうです。つまり親など他人の影響で人生を選んでしまって、自分らしく生きてこれなかったという後悔です。どんなお稽古事をするか、学習塾に通うかどうか、学校でどんな部活に入るか、中学受験をするか、高校はどこに行くか、大学はどこを志望するか、どんな友達とかかわるか、どんな異性と交際するか、大学院に進学するか、どんな仕事に就くか、どんな人を配偶者にするか、どこに住むか、転職するか、家を買うかマンションを買うか賃貸に住み続けるか、大きなターニングポイントだけでもたくさんの決断が必要になります。どんな洋服を選ぶか、何時間睡眠時間をとるか、発毛剤を使うか、がんの検診を受けるか、今この時間に何をするかなど日常的なことも入れたらもう無数の決断です。

死ぬ前の一番の後悔とは

2012にオーストラリアンの医療関係者Bronnie Wareが本を出版しておりその本で紹介された、人が死ぬ前に後悔することのランキング1位は

I wish I’d had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me

「他人が自分に期待した人生ではなく、自分が心から望んだ人生を選んで生きる勇気が欲しかった」というものです。