心筋シンチグラフィー(心臓核医学)(心シンチ)

心筋シンチグラフィーの種類

  1. 心筋シンチ 国立国際医療研究センター病院 冠動脈の形状や内腔の状態を確認するには、血管造影(冠動脈造影)や冠動脈CTが利用されます。しかし、冠動脈の形状を見るだけでは、心筋に必要な血液が十分に分配されているか、心筋の機能を直接判断することは難しいため、心筋へ流れる血液の量や心筋の機能を画像化する方法として、心筋シンチグラフィーという検査を利用します。

 

123I-BMIPP心筋シンチグラフィー

  1. 123I-BMIPP心筋シンチの臨床活用とその読影法 臨床核医学 2018 Vol. 51 No.4
  2. 123I-BMIPPシンチグラフィーとは? (当ウェブサイト)

201Tl心筋シンチグラフィー

心血流タリウムシンチグラフィーでは201TlCl(塩化タリウム Thallium chloride (201Tl) )を用います。201TlCl(塩化タリウム)は心筋血流量を反映するそうです。冠血流量に比例して摂取され、正常心筋では良好に集積するのに対し、虚血部や壊死部では低値を示します。これにより心筋血流や心筋生存能を評価できます。

  1. http://www.iryokagaku.co.jp/frame/03-honwosagasu/362/ri_147-151.pdf
  2. タリウム(英: thallium [ˈθæliəm])は、原子番号81の元素。元素記号は Tl。 https://ja.wikipedia.org/wiki/タリウム

123I-BMIPP心筋シンチグラフィーと201Tl心筋シンチグラフィーとの同時検査

心筋のエネルギー源は主に糖分脂肪酸です。通常は脂肪酸を優先して利用していますが、同時に酸素も消費します。心筋に障害が出始めると、そのエネルギー源を酸素を同時に消費する脂肪酸から酸素の消費を抑えることのできる糖分に変化させていきます。安静心筋シンチでは、123I-BMIPPという心筋の脂肪酸代謝を反映する検査薬201Tlという心筋への血流を反映する検査薬を同時に用いて、心筋の障害の程度を確認します。123I-BMIPPが心筋に十分集まらず201Tlが心筋に集まった場合、その領域では心筋の障害がはじまっていて、エネルギー代謝を糖分に変化させている可能性があります。(安静心筋シンチ(201Tl, 123I-BMIPP) 心筋シンチ 国立国際医療センター病院)

検査の実際

  1.  (負荷) 心筋シンチ  検査当日の注意事項など あやせ循環器リハビリ病院

 

金額

  1. 画像診断検査料金(健康保険適用時の患者様ご負担額の目安)負担割合3割 検査費用(単位:円、目安) 心筋(BMIPP)シンチ 約20,000  荷心筋シンチ 約30,000

その他

https://twitter.com/search?q=%E5%BF%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%81&src=typed_query

https://www.nmp.co.jp/member/kakuigaku/inspect/04_1.html

https://www.nmp.co.jp/member/kakuigaku/inspect/04_1.html

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19907882/

https://med.toaeiyo.co.jp/contents/cardio-terms/test-exam-diagnosis/4-61.html

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10453399/

https://jnm.snmjournals.org/content/59/2/259