遠隔治療のメリットとデメリット
- オンライン診療のメリット・デメリットにはどんなものがある? 2021年11月2日 (更新:2022年9月7日) CLIUS クリニック開業マガジン
遠隔医療の実際例
- 遠隔診療を利用したがんケアの急増とその今後 2022年3月31日 自宅から車で2時間半かけてナッシュビルに行って診察を受ける代わりに、LaBonne一家はVICCの小児腫瘍医とビデオ通話をした。
- “売れない”と言われた遠隔医療で母子の命を救うアジア広域医療DX周産期医療パーソナルヘルスレコード メロディ・インターナショナル株式会社 チェンマイ大学の医師がiCTGを活用し、約1500ケースのデータを取得した。そのデータをもとに、50名ほどに妊産婦がより大きな医療施設での診断が勧められ、うち10名ほどには実際に異常が見つかり、特に5人はiCTGのおかげで命が助かった 願いはみんな私たちと一緒。妊婦さんは健康な赤ちゃんを産みたいし、医療従事者は目の前の患者さんを助けたいんです。
遠隔医療を実現するテクノロジー(診察)・技術開発
- フィンガービジョンと光学的触覚計測による眼科疾患遠隔診断治療装置の開発 中澤 徹 東北大学 教授 「分野1:遠隔医療を実現するための医療機器・システム開発」 令和4年度 「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業 (基盤技術開発プロジェクト)」の採択課題(AMED)
- 在宅慢性心不全患者の心不全再入院抑制に資する五感を生かした遠隔診療システムの開発 桝田 浩禎 大阪大学 特任助教 「分野1:遠隔医療を実現するための医療機器・システム開発」 令和4年度 「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業 (基盤技術開発プロジェクト)」の採択課題 (AMED)
- 令和4年度 「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業 (基盤技術開発プロジェクト)」 分野1:遠隔医療を実現するための医療機器・システム開発 患者の医療機関へのアクセス改善や医師間の診断・治療スキルの共有等を目的とした遠隔医療を促進するため、在宅患者向けデバイスや五感を用いた治療・診断補助用デバイス、遠隔手術ロボット等を開発する。(AMED)
「遠隔診療の現在と高度化に向けて求められるデジタルツールの機能2021年1月14日」という記事で、実現している機能、実現が期待される機能についての話がありました。
- テレビ会話システム
- ダーモスコピー 患部を拡大
- 皮膚の温度や乾燥具合 サーモグラフィー
- 肝臓や脾臓(ひぞう)の腫れや大きさ 超音波検査機
- デジタル聴診器 心音や呼吸音
- 検査機器をEMR(Electronic Medical Record)にオンライン接続
- デジタル聴診器 数万円
- 自宅、避難場所や公的場所、調剤薬局に検査機器を設置し診察
- AIを使って顔の映像から脈拍や血圧、体温を計測
- 歩行映像から神経疾患や四肢の痛み
- 音声から呼吸数
- 自動問診システムもAI
- スマートフォンなど手近なツールでバイタルチェック「mobile health」
- 毎日のモニタリングデータはオンライン診療 血圧、体重、体温
- 加速度センサー 運動量
- 位置情報 生活の動き
- 生活の動き 精神疾患 うつ病
- マイクや振動 睡眠状態 睡眠データ
- パルスオキシメータ SpO2測定、
- 電極の付いた下着で心電図や筋電図
- Multisensor Monitoring(マルチセンサー・モニタリング)
- 運動をしていないのに体温や脈拍が上昇 適時な介入 timely intervention(タイムリー・インターベンション)
遠隔診療の現在と高度化に向けて求められるデジタルツールの機能 2021年1月14日 クリニック開業マガジン
遠隔医療ビジネス
- 国で遠隔医療などのデジタルヘルス市場が成長 2022年11月29日 JETRO 遠隔医療市場は896億ドル規模 COVID-19(新型コロナウイルス)はイノベーションへの変化と適応を加速させた。10年かかると言われていた遠隔医療の実装がわずか3カ月で達成された」
- 遠隔医療は世界で拡大、がっかり足踏み日本市場 日経ヴェリタスセレクト 2022年4月11日 4:00 [有料会員限定] 日本は医療機関のデジタル化への消極姿勢や診療報酬の低さなどから普及のペースは世界に比べ周回遅れ
- 遠隔医療フェア 2020年には135億円だった遠隔医療市場が急拡大し、2025年には約3倍の400億円を超えると言われています
2022年10月開催 第5回 医療と介護の総合展 東京 -メディカルジャパン- 会場風景
参考
- 医師の偏在と僻地医療の課題にVirtual Careで立ち向かう 2022.09.12 BY SALESFORCE
遠隔医療ビジネスの動き
- 2021年5月 大手小売業ウォルマートが遠隔診療大手ミーMD(MeMD)を買収し。店舗併設の簡易診療所「ウォルマート・ヘルス」の拡大
遠隔医療と医師法との関係
- 遠隔医療の現在と在宅医療での立ち位置 2020年2月28日 メドアグリケアグループ 専門医が総合医の診断をサポートDoctor to Doctor:D to D、へき地の患者さんを診察するDoctor to Patient:D to P 医師法20条「医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方箋を交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。ただし、診療中の患者が受診後24時間以内に死亡した場合に交付する死亡診断書については、この限りではない。」 診察とは従来、問診・視診・触診・聴診など様々な方法で行われること 遠隔医療は診察に該当するという解釈 遠隔医療は医師法で規定されている「無診察医療禁止」をクリアしているという解釈になりました
医師対医師D to D の遠隔医療
- 遠隔医療モデル参考書 -医師対医師(DtoD)の遠隔医療版 2022年4⽉28⽇ 総 務 省(PDF136ページ)
”炎症性腸疾患”を知る〜どこにいても同じ治療を!遠隔医療の今 UHB北海道文化放送
遠隔医療の経緯
- 遠隔診療の今とこれから 2018/10/20 重症化してから病院に来院 患者さんの日常生活 薬をきちんと飲んでない患者
- 2016 年4 月医政局「対面診療なしは医師法に抵触する」
- 2015 年8月 厚生労働省医政局長「離島や僻地に限らない」「特定疾患に限らない」「対面診療と適切に組み合わせればよい」
- 1997年 厚生省健康政策局長 遠隔診療通知
国家政策・議論・研究
- 遠隔医療、「基本方針」策定に向け議論始まる 2022/08/22 中西 亜美=日経メディカル 厚生労働省は2022年8月17日に社会保障審議会医療部会を開催し、遠隔医療のさらなる活用に向けて新たに定める「基本方針」について議論した。
- 2022年3月28日 第87回社会保障審議会医療部会 オンラインによる開催とし、傍聴は報道関係者のみ デジタル田園都市国家構想実現会議 遠隔医療の活用促進に向けて、ICT機器の導入支援
- 遠隔医療技術活用に関する諸外国と我が国の実態の比較調査研究(H22-医療-指定-043)平成22-23年度 総合研究報告書主任研究者 酒巻 哲夫平成24(2012)年 3月 厚生労働科学研究費補助金地域医療基盤開発推進研究事業