人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針が2021年6月30日から施行 医学系指針とゲノム指針を統合
臨床研究が関係する倫理指針としては、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成二十六年告示)(医学系指針)が長らく存在していましたが、ゲノム指針と統廃合されて、新たに「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」として生まれ変わりました。
人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針を次のように定める。なお、ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針及び人を対象とする医学系研究に関する倫理指針は令和三年六月三十日限り廃止する。
科研費申請書には「人権の保護及び法令等の遵守への対応」を書く欄がありますが、遵守すべき倫理指針を書くときにはその名称を正しく書く必要があります。
参考
- 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針 ガイダンス 令和3年4月 16 日
- 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(PDF)
- 「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の制定について 令和3年3月23日 文部科学省 医学系指針及びゲノム指針と比較した主な変更点
- 人を対象とする生命科学・医学系研究 文部科学省 ライフサイエンスの広場
病院機能評価とは
病院機能評価とは
病院機能評価は、各専門領域(診療管理、看護管理、事務管理)の知識と経験を有する評価調査者(以下「サーベイヤー」)が、チームとなって実際に病院を訪問し、審査を行います。‥ 病院機能評価により、一定の水準を満たした病院は「認定病院」となります。(病院機能評価とは 病院評価機能事業 日本医療機能評価機構)