ChatGPT, 生成AIとは何か

今更ですがChatGPT, 生成AIとは何かについての情報のまとめを。

 

黒橋禎夫先生「ChatGPTの仕組みと社会へのインパクト」京大知の森(R5秋季) Kyoto University / 京都大学 チャンネル登録者数 1.35万人 2024/01/12

学術論文のオープンアクセス化とJAIRO Cloudと大学の機関リポジトリ

大学によっては、機関リポジトリというサーバーを持っていて、その大学から出た学術論文のPDFが公開されていたりします。京都大学の紅などはよく検索していてヒットして、論文が読めて便利です。

アメリカでは公的研究費を使った研究成果は公開が義務付けられているみたいでPUBMEDの検索結果の画面で、著者原稿PDFが公開されていることも多く、論文が有料の場合には便利です。

さて、日本でもオープンアクセス化義務化の波がやってきたようで、大学はその対応に追われています。自分は大学の機関リポジトリは独自のサーバーを用意して運営しているものとばかり思っていましたが、そうではなくて、JAIRO CLOUDというものを利用しているらしいです。今まで知りませんでした。

JAIRO Cloudとは

JAIRO Cloudとは:独自で機関リポジトリの構築・運用が難しい機関に対して、国立情報学研究所(NII)がシステム環境を提供し、機関リポジトリの運用を支援する共用リポジトリサービス。https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/002-1/siryo/__icsFiles/afieldfile/2012/07/03/1323162_1_1.pdf

国立情報学研究所では,2012年から機関リポジトリのクラウドサービスであるJAIRO Cloudの運用を開始している.2020年7月末での利用機関数は625であり,世界でも類をみない機関リポジトリのクラウドサービスに成長した.この成長を支えたのは,Web UI経由でのカスタマイズが比較的自由にできる汎用リポジトリソフトウェアWEKOWEKOをベースに開発されたJAIRO Cloud,そしてJAIRO Cloud利用機関を含む機関リポジトリ利用機関から構成されるコミュニティ主導の成長戦略があったからである.

JAIRO Cloudとコミュニティ ―コミュニティ主導のクラウドサービスの実現― 林 正治1  林 豊1  新妻 聡1  山地 一禎1 トランザクションデジタルプラクティス Vol.2 No.2(Apr. 9999) https://www.ipsj.or.jp/dp/contents/publication/46/TR0202-04.html

オープンアクセス加速化事業によるJAIRO Cloudの強化 – オープンアクセス加速化事業におけるNIIの開発内容を説明する会 国立情報学研究所 – National Institute of Informatics チャンネル登録者数 1.94万人

本学の機関リポジトリシステムは 2018 年 4 月にNTT データ九州社の NALIS-R から JAIRO Cloud(WEKO2)に移行し,2021 年 3 月に WEKO3 への先行移行を実施した。JAIRO Cloud とは国立情報学研究所とオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)による,機関リポジトリ環境提供サービスのことである。JAIRO Cloud のソフトウェアとしては,国立情報学研究所が開発するWEKOが採用されており,JPCOAR 参加機関は JAIRO Cloud を利用して機関リポジトリを構築することができる。オープンサイエンスの潮流を背景に,学術論文等の文献だけでなく研究データや関連する成果物の公開を目指し,2023 年 10 月には全ての JAIRO Cloud 利用機関がWEKO2 から WEKO3 へのシステム移行を完了している。

研究データ管理支援の拡充に向けて─お茶の水女子大学における取り組み─ 大学図書館研究 126号(2024. 9) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/126/0/126_2167/_pdf/-char/ja

参考

  1. 学認(GakuNin)https://www.gakunin.jp/
  2. 研究データ管理支援の拡充に向けて─お茶の水女子大学における取り組み─ 大学図書館研究 126号(2024. 9) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/126/0/126_2167/_pdf/-char/ja
  3. 研究のライフサイクルに基づくオープンアクセス基盤構築2022.11.17 https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20221117/siryo1-2.pdf
  4. 研究のライフサイクルに基づく研究データマネージメント2022.8.30引原隆士京都大学図書館機構長・情報環境機構長 https://www.mext.go.jp/content/20220830_mxt_jyohoka01_000024787_04.pdf
  5. オープンアクセス推進事業(2016-2021)成果報告書京都大学図書館機構オープンアクセス推進プロジェクト 2022(令和 4)年 3 月 28 日 https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/269153/1/OA-PT_2016-2021.pdf
  6. 令和元年度図書館システム及び関連システムに関するアンケート集計報告 2020 年 7 月 国立大学図書館協会 (2020.11.4 修正版)https://www.janul.jp/sites/default/files/sys_report_202007.pdf 現行図書館業務システムベンダー NTTデータ九州18 富士通17 リコー16 日本電気13(上位4社で96%シェア) 日本事務器2 京セラコミュニケーションシステム1
  7. 京都大学図書館機構における 研究データマネジメント・オープンサイエンス 支援の取り組み 京都大学附属図書館学術支援課学術支援掛 藤原 由華 1 第3回京都大学研究データマネジメントワークショップ 令和2(2020)年2月27日(木)13:30-17:40 京都大学理学研究科セミナーハウス  https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/246278/1/kudzu-ws3_06.pdf
  8. 大学図書館におけるデジタルアーカイブの利活用に向けて 2019 年 6 月 国 立 大 学 図 書 館 協 会 https://www.janul.jp/sites/default/files/sr_dawg_report_201906.pdf
  9. 日本の大学・研究機関における研究データの管理,保管,公開 質問紙調査に基づく現状報告 情報管理. 2017, vol. 60, no. 2, p. 119-127. doi: http://doi.org/10.1241/johokanri.60.119
  10. 共⽤リポジトリサービス JAIRO Cloud 2015.11.10 国⽴情報学研究所学術基盤推進部 学術コンテンツ課 前⽥朗 https://www.nii.ac.jp/userimg/libraryfair2015/2015_LFF_1_5.pdf
  11. JAIRO CLOUD 500機関計画 高橋 菜奈子(NII 学術コンテンツ課) 2014/05/29 JAIRO Cloudへの参加申請機関数が,サービス開始当初の 目標であった200機関を突破しました。 • 200番目の申請機関日本福祉大学様 • 筑波大学のつくばリポジトリ(Tulips-R)へがJAIRO Cloudに移 行しました。 • https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/

CRESTに採択される方法 審査の基準 採否の判断

CRESTとは

CRESTは、我が国が直面する重要な課題の克服に向けて、独創的で国際的に高い水準の目的基礎研究を推進し、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションに大きく寄与する、新たな科学知識に基づく創造的で卓越した革新的技術のシーズ(新技術シーズ)を創出することを目的としています。https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/about/index.html

CRESTの審査基準

2024年度採択課題の総評を読むと、どのような観点で審査されているかがわかります。一部を抜き出して箇条書にしてみました。

採択される理由

  1. 異分野の研究者から構成されるチーム編成でありそれぞれの役割が明確
  2. 定量的なデータをもとに研究目標が設定されている
  3. 学術および社会への広い波及効果が期待できる
  4. 解決しようとする社会的要請が明確に提示されており、それを解決する道筋が具体的に描かれている
  5. 従来技術や自身の研究シーズの単なる延長ではない、斬新なアイデアが盛り込まれている
  6. 研究対象とする材料や技術が、材料創製、循環プロセス、双方の視点を考慮した研究提案である
  7. 国際的にプレゼンスの高い論文に公刊され得る学術的に見て価値の高い研究および新規学術分野の構築が期待できる
  8. CRESTは、量子と量子以外の分野、量子の中での異なる原理・手法・技術、異なるレイヤーが連携・融合することで新たな量子フロンティア領域に繋がるような共創的な提案を評価する。
  9. 提案者が研究実績を有しているか、及びチーム体制が適切かどうかを重視する。
  10. CREST・さきがけのいずれも、量子分野の他の大型プロジェクトの一部タスクを下請けするような提案ではなく、先々を切り拓く芽を育てる提案を評価する。
  11. 研究領域が想定しない革新的な内容の提案も積極的に採択を検討します。この場合でも、提案するナノ物質半導体が動作し、基本原理に基づき妥当性をもって特性を提示できるようなチーム構成であることが必要 戦略目標:「新たな半導体デバイス構造に向けた低次元マテリアルの活用基盤技術」研究領域:「ナノ物質を用いた半導体デバイス構造の活用基盤技術」
  12. 幅広い成果と波及効果が十分期待できる
  13. チーム構成においては、事前に十分な共同研究を行うなど、ある程度の実績をつくることが、プロジェクトをスムーズにスタートできる点で重要であり高く評価されます。
  14. すべての提案では、専門分野の研究者が既知としていることの説明も必要ですが、達成すべき数値目標実現に向けた道筋(実現可能性)など専門外の人でも十分に評価可能な「感覚的ではない、わかりやすい説明」でアピールされること
  15. 独創的な計測科学と独創的な情報科学を組み合わせ汎用性の高い幅広い分野に展開できる計測・解析手法の革新による限界突破を目指す提案であり、かつ現実の多くの社会課題・実課題の解決を目指して5年で実問題による有効性を示すシナリオを明示する提案を評価する。 戦略目標:「社会課題解決を志向した計測・解析プロセスの革新」研究領域:「社会課題解決を志向した革新的計測・解析システムの創出」

不採択になる理由

  1. CREST研究としての革新性が不十分
  2. 領域横断・分野融合が十分に検討されていない
  3. 取り組むべき課題やそれが達成された時のインパクトが明確に説明されていない
  4. 材料の創製に重点が置かれているものが多く、循環に関する言葉はあるものの、具体的な方
    法やプロセスについての記述が十分でない
  5. 「革新的な計測・解析技術の開発」が基軸となった研究提案であるか、新たな「生命力」の解明や生命観創出に挑戦する提案であるか等の観点から総合的に評価 戦略目標:「「生命力」を測る~未知の生体応答能力の発見・探査~」研究領域:「革新的な計測・解析技術による生命力の解明」
  6. 開発される技術は優れているものの、「解明しようとする生命力」が明確でない
  7. 捲土重来のCREST申請書に申請者の主体性の有無を確認することができる。こちらからのコメントに対する回答や対応に終始するだけの改訂は決して十分とは言えない。評価が相対的であることを考えれば当然のことであろう。むしろコメントを超える枠組みで自らの考えで改善を図ったものを高く評価する

参考

  1. 2024年度 戦略的創造研究推進事業(CREST)新規採択課題・総括総評 https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/application/2024/240917/240917crest.pdf

今さら聞けないカーボンニュートラルの意味、二酸化炭素で地球が温暖化する理由

カーボンニュートラルと言う言葉を日常的に聞きますが、恥ずかしながら「ニュートラル」って言葉の中身がわからないでいました。今更、人には聞けない初歩的なことなので、こっそりChatGPTに聞いてみました。

以下、ChatGPT 4oとの会話です。

カーボンニュートラルってどういう意味?何がどうニュートラルなの?

カーボンニュートラル(carbon neutral)とは、温室効果ガス(特に二酸化炭素:CO₂)の排出量と吸収量を差し引きゼロにすることを意味します。

何がニュートラルなのか?

ここでの「ニュートラル」とは、CO₂の排出と吸収がバランスしている状態を指します。つまり、人間活動によって排出されるCO₂と、それを相殺する手段(吸収や除去)が釣り合っている状態を「ニュートラル」と呼ぶのです。

どうやってカーボンニュートラルを達成するの?

カーボンニュートラルを達成するためには、主に次の2つのアプローチがあります。

  1. CO₂の排出量を減らす
    • 再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力など)の利用
    • エネルギー効率の向上(省エネ技術の導入、電気自動車の普及など)
    • 産業プロセスの改善(製造工程の低炭素化)
  2. 排出したCO₂を吸収・除去する
    • 森林や海洋によるCO₂の吸収(植林や森林保護)
    • カーボンキャプチャー・ストレージ(CCS)技術の活用(排出されたCO₂を回収し、地下に貯留する)
    • DAC(Direct Air Capture)技術によるCO₂の直接除去

具体的な事例

  • 企業の取り組み:AppleやGoogleなどは、自社の事業運営におけるCO₂排出をゼロにする目標を掲げ、再生可能エネルギーへの切り替えやカーボンクレジットの活用を進めています。
  • 国の目標:日本は「2050年までにカーボンニュートラルを達成する」ことを目標に掲げ、再エネの普及や水素社会の推進を進めています。

まとめ

カーボンニュートラルとは、CO₂を「出した分だけ取り除く」ことで、全体として排出をゼロにする考え方です。環境負荷を抑えつつ、持続可能な社会を実現するための重要な目標となっています。

 

じゃあ、草木を植えればいいってこと?

草木を植えることもカーボンニュートラルの手段の一つではあるけど、それだけでは不十分なのが現実だよ。🌿💨

🌱 植林でカーボンニュートラルは達成できる?

木は光合成を通じてCO₂を吸収して成長するから、確かに植林はCO₂を減らす方法のひとつ。でも、いくつかの課題があるよ。

❌ 植林だけでは解決しない理由

  1. 成長には時間がかかる 🌳
    • 木が十分にCO₂を吸収するには数十年かかる。
    • 今すぐのCO₂削減には間に合わないことも。
  2. 伐採や森林火災でCO₂が戻る 🔥
    • せっかく植えた木も伐採されたり、山火事で燃えたりするとCO₂がまた大気中に出てしまう。
  3. 吸収量が限られている 📏
    • 例えば、日本の森林が1年間に吸収するCO₂量は、日本の排出量のたった5%程度
      → 植林だけでカーボンニュートラルは難しい。
  4. 土地の問題 🏞️
    • 世界中で広大な土地が必要。でも、都市開発や農業用地とのバランスを考えないといけない。

🔄 他の対策と組み合わせが大事!

だから、カーボンニュートラルの実現には**「CO₂を減らす+吸収する」両方のアプローチが必要**ってこと!例えば…

CO₂の排出を減らす

  • 再生可能エネルギーの活用(太陽光、風力、水力発電)
  • 電気自動車(EV)の普及
  • 省エネ技術の導入

排出されたCO₂を吸収・除去する

  • 植林や森林保護 🌲
  • カーボンキャプチャー技術(CO₂を回収して地下に貯める)💨
  • DAC(大気中から直接CO₂を取り除く技術)🛠️

🌍 まとめ

植林はカーボンニュートラルの一部にはなるけど、それだけじゃ足りないの。**「出すCO₂を減らす」ことと組み合わせて考えないと、本当の意味でのカーボンニュートラルは達成できない!**ってわけ。🚀

 

ところで、CO2を一番排出しているのは、何?人間の呼吸?ガソリンエンジンの車?戦争で使われる爆弾?

**CO₂を一番排出しているのは何か?という質問だけど、圧倒的に「化石燃料の燃焼」**が最大の原因!🔥💨


🔝 CO₂排出トップ3

1️⃣ 化石燃料の燃焼(全体の約75%)🔥

(石炭・石油・天然ガスの燃焼) 👉 発電所、工場、車、飛行機、船などのエネルギー消費

  • 発電(特に石炭火力発電)が最も大きなCO₂排出源!
  • 自動車(ガソリン・ディーゼル)も相当な量を排出。
  • 産業(鉄鋼・セメント・化学工業など)も大量にCO₂を出してる。

💡 CO₂排出量の例(1年間)

  • 石炭火力発電所(1基)約3000万トン 🚢
  • ガソリン車(1台)年間4~5トン 🚗💨
  • 航空機(東京-ニューヨーク片道)約1トン/人 ✈️

2️⃣ 森林破壊(約15%)🌲🔥

👉 熱帯雨林の伐採、農地開発、森林火災

  • 森林は本来CO₂を吸収する役割があるけど、伐採されると逆にCO₂を放出する。
  • 特にアマゾンの森林破壊が深刻。

3️⃣ 工業・農業由来のCO₂排出(約10%)🌾🏭

👉 畜産業(牛のゲップ=メタンガス)、セメント製造、鉄鋼業

  • **牛や羊などの反すう動物のゲップには「メタン(CH₄)」**が含まれ、CO₂の約25倍の温暖化効果!
  • セメント製造も大量のCO₂を排出(原料の石灰石を加熱する過程でCO₂が発生)。

❓ 人間の呼吸は?

👉 人間が呼吸で出すCO₂は地球全体では大きな問題にならない!

  • 1人の年間CO₂排出量(呼吸)約0.3トン
  • 全人類の年間排出量約24億トン(2.4 GtCO₂) (地球全体のCO₂排出量の約7%)

💡 でもこれって自然の炭素循環の一部だから、問題にならない! 人間が食べたもの(植物や動物)も元々大気中のCO₂からできているから、**「循環しているだけ」**で、追加のCO₂を増やしているわけじゃない。


💣 戦争・爆弾はどう?

👉 戦争・爆弾そのものより、軍事活動が出すCO₂が大きい!

  • 戦争中の軍用車、戦闘機、戦艦が化石燃料を大量に使う。
  • **世界最大のCO₂排出者はアメリカ国防総省(米軍)**で、年間約5900万トンのCO₂を排出!
    • 日本全体のCO₂排出量の約5%に匹敵! 😨
  • 爆弾やミサイルの爆発自体が出すCO₂は比較的少ない。

🌍 まとめ

「人間の呼吸」はCO₂を出してるけど、それは自然の循環の一部で問題にならない
本当に問題なのは、化石燃料の燃焼(発電、輸送、工業)、森林破壊、軍事活動

つまり、「カーボンニュートラル」を目指すなら、化石燃料の使用を減らす、森林を守る、エネルギーの使い方を変えることがめっちゃ重要!🔥🚗🌱

 

そもそも、二酸化炭素が多いと一体何が問題なの?

二酸化炭素(CO₂)が多いと何が問題なのか? それは、地球温暖化が進み、さまざまな環境・社会・経済問題を引き起こすから!🌍🔥


🌡️ CO₂が増えるとどうなる?

CO₂は温室効果ガスの一種で、大気中に増えすぎると地球の気温が上昇する(温暖化)。この仕組みを 「温室効果」 と言うよ。

🌍 温室効果の仕組み

  1. 太陽から地球に届いたエネルギー(光)は、地表を温める。☀️
  2. 地球はその熱を宇宙に放出しようとする。🌎➡️🚀
  3. でも、大気中のCO₂が増えすぎると、熱が宇宙に逃げにくくなり、地球がどんどん温まる。🔥

この影響で、地球全体の気温が上がる地球温暖化が進むわけ!


🌊 じゃあ、温暖化が進むと何が起こるの?

CO₂が増えて温暖化が進むと、めっちゃヤバいことが起こるよ!

1️⃣ 極端な気候(猛暑・豪雨・干ばつ・台風の激化)🌪️🔥

  • 猛暑日が増える → 熱中症リスク増加 🥵
  • 豪雨や洪水が増える → インフラ被害・食糧生産に影響 ⛈️
  • 干ばつが起こる → 作物が育たず食糧危機 🌾🚱
  • 台風やハリケーンが強くなる → 被害拡大 🌀

💡 例:2023年の猛暑

  • 2023年は世界の平均気温が観測史上最高を記録。
  • ヨーロッパやアメリカで熱波が続き、40℃を超える地域が続出

2️⃣ 海面上昇 → 沈む国が出てくる 🏝️🌊

温暖化で氷河や南極・北極の氷が溶けると、海面が上昇する。
モルディブやツバルみたいな島国は、水没の危機。🏝️💦
東京やニューヨークみたいな沿岸都市も危険!🏙️🌊

💡 データ

  • 1900年から2020年の間に、海面は約20cm上昇
  • 今のペースが続くと、21世紀末には最大1m上昇するかも。

3️⃣ 生態系が崩れる → 絶滅する生き物が増える 🐧🐻‍❄️

  • 温暖化で生息地が変わる
    • 北極の氷が減る → ホッキョクグマの生息地がなくなる 🐻‍❄️
    • サンゴ礁が白化 → 魚たちの住みかが減る 🐠
  • 昆虫や病原菌が広がる
    • マラリアやデング熱を運ぶ蚊が北上 → 人間の健康被害リスク増加 🦟

4️⃣ 食料危機 → 飢餓や経済問題 🌾💰

  • 気温上昇 & 異常気象で農作物が育たなくなる
    • 例:小麦、トウモロコシ、米の収穫量が減少 → 食料価格が高騰
  • 漁業にも影響
    • 海水温が上がると、魚が減る → 水産資源の枯渇 🐟🚫

💡 例:2022年の干ばつ

  • フランスやイタリアで小麦の収穫量が減少 → 世界的な食料価格高騰!

5️⃣ 経済的なダメージ 💸📉

  • 自然災害の被害額が増える
    • 台風、洪水、山火事で年間数兆円規模の損害 🏚️🔥
  • 食料・水資源の奪い合い → 紛争や難民の増加 ⚔️🏃‍♂️
  • 石油・ガスの価格変動 → 世界経済の不安定化 ⛽📉

💡 例:2021年のドイツ洪水

  • ドイツで発生した大洪水の**被害総額は約4兆円!**🇩🇪🌊

❓「地球は温暖化したほうが住みやすいのでは?」

「寒いより暖かいほうがいいんじゃない?」と思うかもしれないけど、
問題なのは『気温の変化が速すぎる』こと! 🚀🔥

  • 地球は過去にも寒冷期や温暖期を経験してるけど、数千年~数万年かけてゆっくり変化していた
  • でも今は、わずか100年で気温が1.2℃上がってる!
    → これに生態系も人間社会もついていけないのが問題! 😨

🛠️ どうすればいいの?

CO₂の増加を抑えるために、次のような対策が必要!

再生可能エネルギーの活用(太陽光、風力、水力発電)⚡
エネルギー効率の向上(省エネ・電気自動車)🚗🔋
森林保護・植林活動 🌳
カーボンキャプチャー技術の開発(CO₂を回収して地中に貯める)💨🔬
個人レベルでできること

  • 節電・省エネ(エアコンの設定温度を調整)
  • エコな移動手段(自転車・電車)
  • 食品ロスを減らす(食品の廃棄はCO₂排出にもつながる)

🌍 まとめ

CO₂が増えると…地球温暖化が進む → 気候変動・海面上昇・生態系の崩壊・食料危機・経済ダメージ! 🌪️🔥

だからこそ、今すぐCO₂を減らす努力が必要なんだよ!⏳✨

 

ちょっと専門的な質問だけど、大気中の二酸化炭素はどうやって熱エネルギーを吸収するの?

大気中の二酸化炭素(CO₂)は、主に分子の振動(伸縮運動・変角運動)を通じて熱エネルギーを吸収します。具体的には、CO₂の分子振動が赤外線(IR)と相互作用することで、熱を吸収・放出する仕組みです。🌍💨🔬


🔥 CO₂が熱を吸収するメカニズム 🔬

CO₂は赤外線を吸収しやすい特定の振動モードを持っています。
吸収されたエネルギーは、分子の運動に変換され、大気を温める原因になります。

❶ 分子振動(赤外線吸収のメイン)

CO₂の赤外線吸収は、分子の振動モードによって決まります。
特に重要なのが以下の3つの振動モード:

振動モード 説明 主な吸収波長(μm)
対称伸縮振動(symmetric stretch) C=O結合が伸び縮み(赤外線はほぼ吸収しない) 非活性
非対称伸縮振動(asymmetric stretch) 一方のC=O結合が伸び、もう一方が縮む 4.3 μm
変角振動(bending mode) O=C=O の角度が変化(振り子みたいに揺れる) 15 μm

特に15 μmの変角振動モードは、大気中の赤外線放射を効果的に吸収するため、地球温暖化に最も影響を与えると言われているよ。🌍🔥


❷ 分子の並進運動(温度そのもの)

  • 並進運動(分子が空間を直線的に動く運動)自体は、熱を持つけど赤外線吸収には関与しない
  • つまり、並進運動は「気体の温度」に関係するけど、「赤外線の吸収」とは直接関係がないよ。

❸ 分子の回転運動(CO₂は関係薄い)

  • **回転運動(分子全体が回転する運動)**は、一般的にマイクロ波や遠赤外線(THz帯)で励起される。
  • でも、CO₂は直線分子だから、純粋な回転モードでは赤外線をほぼ吸収しない
  • H₂O(曲がった形)やCH₄(メタン)は回転モードでも赤外線を吸収しやすい!

❹ 電子の励起(CO₂には関係しない)

  • 紫外線(UV)や可視光はCO₂の電子を励起しない!
  • **酸素(O₂)やオゾン(O₃)**は紫外線を吸収するけど、CO₂はほぼ無関係。

🌍 まとめ

CO₂が熱エネルギーを吸収するのは、**赤外線と相互作用する「分子振動(伸縮・変角運動)」**によるもの!

地球温暖化に特に影響するのは「変角振動(15μm)」!
並進運動・電子の励起・回転運動は、CO₂の赤外線吸収にはほぼ関係しない!

つまり、CO₂は「地表からの赤外線」を吸収し、そのエネルギーを分子振動として保持。これが周囲の気体分子(N₂やO₂)との衝突を通じて熱エネルギーとして拡散し、大気全体が温まるメカニズムなんだよ!🔥🌍✨

 

二酸化炭素の分子の変角振動として吸収したエネルギーはCO2自身の並進エネルギーに変換されないの?

いい質問!CO₂が赤外線を吸収して得た振動エネルギーが他の分子(N₂やO₂)に渡るメカニズムは、量子力学的には可能であり、統計力学的にも説明できる。数学的な説明を加えながら詳しく解説するね。🔬✨


🌟 1. 量子力学的に起こりえるのか?

(1)エネルギーの分配と衝突による散逸

分子運動は**量子力学的な遷移(エネルギー準位の変化)古典的な運動(衝突によるエネルギーの分配)**の両方で説明される。

CO₂が赤外線を吸収すると、振動準位が高い状態に遷移する(E_vibが増加)

 

ECO2vib=ECO2vib,0+hνE_{\text{CO}_2}^{\text{vib}} = E_{\text{CO}_2}^{\text{vib},0} + h\nu

ここで:


  • hh

     

    = プランク定数


  • ν\nu

     

    = 赤外線の振動数(約667 cm

    1^{-1}

     

    = 15μmの変角振動)

このエネルギーが、衝突によってN₂やO₂に渡されると、エネルギー分配が起こる。 N₂やO₂に渡されるエネルギーは、**並進エネルギー(E_trans)**として変換される:

 

EN2trans=EN2trans,0+ΔEE_{\text{N}_2}^{\text{trans}} = E_{\text{N}_2}^{\text{trans},0} + \Delta E

つまり、CO₂の量子化された振動エネルギーが、衝突を介してN₂やO₂の並進エネルギー(熱エネルギー)に変換される


🌍 2. 数学的な説明:衝突によるエネルギー移動

分子の衝突によるエネルギー移動は、分子衝突理論(硬球モデルやLennard-Jonesポテンシャル)やボルツマン分布で統計的に説明できる。

(1)エネルギー移動の確率:ローテーション・振動カップリング

衝突の際に、CO₂の振動エネルギー

ECO2vibE_{\text{CO}_2}^{\text{vib}}

がN₂やO₂の並進エネルギー

EN2transE_{\text{N}_2}^{\text{trans}}

に移動する確率は、分子の相互作用ポテンシャルに依存する。

振動 → 並進エネルギーの変換確率(T-V カップリング)

 

PvteΔEkBTP_{v\to t} \propto e^{-\frac{\Delta E}{k_B T}}

ここで:


  • ΔE\Delta E

     

    = CO₂の振動エネルギー準位と並進エネルギーの差


  • kBk_B

     

    = ボルツマン定数


  • TT

     

    = 温度(大気中では約300K)

このエネルギー移動確率は指数関数的に減衰するが、有限の確率で起こる
つまり、完全には禁止されていないため、CO₂の振動エネルギーがN₂やO₂に熱として伝わる。


(2)分子衝突頻度と平均自由行程

衝突によるエネルギー移動が実際に起こるためには、分子同士が十分な頻度で衝突する必要がある。衝突頻度

ZZ

は次の式で表される:

 

Z=NσvrelZ = N \sigma v_{\text{rel}}

ここで:


  • NN

     

    = 気体分子の密度(

    1025\sim 10^{25}

     

    個/m³)


  • σ\sigma

     

    = 分子の衝突断面積(

    1019\sim 10^{-19}

     

    m²)


  • vrelv_{\text{rel}}

     

    = 分子の相対速度(

    500\sim 500

     

    m/s)

計算結果

  • 1秒あたり10⁹回以上の衝突が起こるため、CO₂が吸収した赤外線エネルギーは、極めて短時間(ナノ秒以下)でN₂やO₂に分配される。

つまり、CO₂の振動エネルギーが他の分子に渡る確率は非常に高い


🎯 結論

量子力学的にCO₂の振動エネルギーが並進エネルギーに変換されることは可能!
衝突頻度が非常に高いため、ほぼ100%の確率でN₂やO₂の並進エネルギーに変わり、温度上昇を引き起こす!
数学的には、エネルギー移動確率

PvtP_{v\to t}

は指数関数的に減衰するが、有限の確率で起こるため、温室効果が生じる!
ボルツマン分布と衝突理論を使うと、エネルギー移動の統計的な振る舞いが説明できる!

つまり、CO₂が赤外線を吸収し、N₂やO₂の並進エネルギーに変換することで「大気全体の温度が上がる」=地球温暖化のメカニズムが成立するってこと!🔥🌍✨

高額療養費制度

質問:高額療養費って、一件あたり少額で何回も受診して総額が大きくなった場合にも、「高額療養費」に該当する?

ChatGPT:はい、その通りです。日本の高額療養費制度は、1回ごとの受診費用ではなく1か月間の医療費の合計額に対して自己負担限度額が適用される仕組みです。つまり、1回あたりの受診費用が少なくても、何度も受診して合計額が限度額を超えた場合は、高額療養費の対象となります。

なお、自己負担限度額は所得や年齢、扶養状況などによって異なるため、具体的な計算方法や金額については、ご加入の健康保険組合や国民健康保険の窓口で確認されることをお勧めします。

 

ニュース

  1. 高額療養費見直しで1950億の医療費削減 受診控え見込む 政府 2/21(金) 14:34配信 132 コメント132件 テレビ朝日系(ANN) https://news.yahoo.co.jp/articles/e813f7978b529b6cc11bc516c6e3ee0e81a14869 高額療養費制度上限引き上げをめぐり、政府は患者の自己負担増加に伴う受診控えによりおよそ1950億円の医療費削減が見込まれると発表しました。‥ 福岡厚生労働大臣「あくまでも過去のデータに基づいて機械的に試算した修正案における長瀬効果の見込み額といたしましては段階的な見直しが終了した時点で約1950億円と見込んでございます」

スピアマンの順位相関係数の算出と検定、サンプル数の計算

 

 

  1. スピアマンの順位相関係数とその検定 https://qiita.com/Aroe/items/ba3afe33115c53ce9897
  2. スピアマン順位相関係数の無相関検定 https://istat.co.jp/sk_commentary/correlation-test/Spearmans-Test
  3. サンプル数の算出 https://best-biostatistics.com/spss/correlation_samplesize.html
  4. IBM SPSS https://www.ibm.com/docs/ja/spss-statistics/saas?topic=correlations-power-analysis-one-sample-spearman-correlation-test
  5. ノンパラメトリック検定 – 順位相関係数 https://bellcurve.jp/statistics/course/26041.html?srsltid=AfmBOopbUPboTrafAdZvObhV8Vh9PrEosPV-2U7rEuh1ca8DzFXbSfcq ピアソンの積率相関係数はデータが正規分布をしている場合 正規分布に従わない場合はノンパラメトリックな手法であるスピアマンの順位相関係数もしくはケンドールの順位相関係数
  6. カテゴリカルな教育データと相関係数につ いての留意点 早稲田大学大学院 小野島昂洋・早稲田大学 椎名乾平 https://www.jstage.jst.go.jp/article/konpyutariyoukyouiku/47/0/47_25/_pdf
  7. https://www.f-edu.u-fukui.ac.jp/~c-matumo/jugyou/k_toukei2019/7.pdf
  8. 臨床試験における必要症例数の計算 https://waidai-csc.jp/updata/2018/08/seminar-igaku-20180323.pdf
  9. 分子生物学,生化学,細胞生物学における統計のポイント医療統計学の専門家を交えた鼎談山中伸弥・青井貴之・佐藤俊哉 https://www.mbsj.jp/admins/ethics_and_edu/PNE/6_article.pdf

社内調整力をつけて部署間調整の達人になる方法は?

何か新しいことを会社が始めようとすると、どの部署がその仕事を新たに負担するのか?で調整が必要になります。こういう仕事内容だからこの部署がやるべきでしょうという当然の考え方がある一方で、その部署は仕事を増やしたくなくて抵抗するということはあり得るでしょう。

そうなると企画、立案した人はそれを遂行するためには各部署からの協力を仰ぐ力量が問われます。一人では通常何もできないわけですから、各部署の専門性、専門的知識を持った人たちの協力を得て、それらが統合されることによってはじめて何か新しいプロジェクトが進むわけです。

しかし、非協力的な部署があった場合は、どうすればよいのでしょうか。

前提となること

  • 決議プロセス(議論の足跡)が必要(誰かひとりの思い付きでは物事を決められない)
  • 社内調整をサボるとちゃぶ台返し(ゴール直前で振り出しに戻るストレス)
  • オフィシャルな場でいきなり合意を得ようとすると必ず揉める
  • 相手が感情的でも自分は冷静に
  • 人の数だけ正義がある
  • キーマンを相手に調整
  • 人間は論理だけでは動かない 相手の感情を動かす必要
  • 調整は、相手の言い分を聞き、相手が重要視する利害を解消すれば道が開ける

【社内調整のストレス】だれも教えてくれない社内調整のコツ9選 https://rymanppt.com/internal-adjustment/

社内調整・部署間調整の必要性

簡単なことなのに、とても時間がかかる。反対を受けることも多いので、何回も説明するなど無駄な作業も多く、仕事は非効率的になりました。自分は仕事上の使命に従って行動しようとしているのに、他部門から「待った」がかかるのです。

社内調整がヘタな人とうまい人の決定的な差 関係者の利害を事前に把握し反応を想定せよ 芦屋 広太 : マネジメント・コンサルタント 2018/11/01 7:10 東洋経済ONLINE https://toyokeizai.net/articles/-/243837

社内政治力  2018/9/22 芦屋広太 (著)

捨てるべき考え

自分ができることは他人もできるはず」,「自分がやっている仕事は,他人も最優先でやるべき」との考え方を持ち,「自分のスタンス」と合わない人と感情的に対立し,事態を硬直化させる癖があった

5分で人を育てる技術 (13)「他部門との調整」が苦手な人への処方箋 芦屋 広太 ITpro Watcher 2007.04.16 https://xtech.nikkei.com/it/article/Watcher/20070415/268306/

ChatGPTに訊いてみた

1. 部署間調整力を身につける方法

  • 相手部署の視点を理解する:
    部署が抱える課題や目標、懸念点を把握することが重要です。日頃から積極的にコミュニケーションを取り、情報交換を行いましょう。

  • 積極的な対話と信頼構築:
    定期的なミーティングや非公式な場での対話を通じ、相手部署との信頼関係を築くことが大切です。双方の立場や意見を尊重し合う姿勢が円滑な調整につながります。

  • 交渉・説得スキルの向上:
    異なる意見や抵抗があった場合、双方にとってのメリットや組織全体の利益を具体的に説明し、ウィンウィンの解決策を模索することが求められます。

  • 実践経験の積み重ね:
    日常の小さな調整案件やプロジェクトを通して、実際に問題解決のプロセスを経験することで、調整力を実践的に養うことができます。


2. 部署トップが反対する状況でのプロジェクト推進方法

  • 理由のヒアリングと共感:
    まずは、なぜその部署のトップがプロジェクトに反対しているのか、具体的な理由や懸念事項を丁寧にヒアリングしましょう。相手の立場や感情に寄り添うことで、共感を得ることが大切です。

  • Win-Winの提案作り:
    反対する部署にとってのメリット(業務効率の向上、コスト削減、または新たなビジネスチャンスなど)を明確に提示し、双方に利益がある形でプロジェクトを再設計できないか検討します。

  • 上位層や他部署の巻き込み:
    部署トップ単独での調整が難しい場合、上層部や中間管理職、または他部署のリーダーと協力し、組織全体の視点からプロジェクトの必要性やメリットを説明します。これにより、個々の部署だけでなく、組織全体での合意形成が促されます。

  • 試験的導入・パイロットプロジェクト:
    まずは小規模なパイロットプロジェクトとして実施し、実績や効果を実証する方法も有効です。成功事例を作ることで、反対意見を和らげることができます。

  • 継続的なフィードバックと柔軟な対応:
    プロジェクト実施中も定期的にミーティングや報告を行い、部署トップや関係者からのフィードバックを受け入れ、必要に応じて調整を行うことで、信頼と協力関係を維持しましょう。


これらの方法を実践することで、部署間調整力を高めるとともに、内部の対立を乗り越えた新規プロジェクトの推進が可能となります。

 

産業の空洞化とは

産業の空洞化とは

主な要因としては、企業がコスト削減や効率化を追求する中で、労働力や生産コストの低い国へ生産拠点を移すこと、またグローバル化により市場が国際化し、競争が激しくなることが挙げられます。結果として、国内の産業基盤が脆弱になり、地域経済や国全体の経済成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

産業の空洞化の何がまずいのか

産業の空洞化が進むと、以下のような問題が生じることが考えられます:
  • 雇用の喪失:国内での製造業や工業が縮小することで、関連する職種の雇用が減少し、失業率が上がる可能性があります。
  • 地域経済の衰退:大規模な工場や生産拠点がなくなると、その周辺地域の経済活動が縮小し、地域全体の活力が失われる恐れがあります。
  • 技術やノウハウの流出:製造プロセスや技術が海外に移転することで、国内での技術継承が困難になり、将来的な技術革新の基盤が弱くなるリスクがあります。
  • 経済の依存度の上昇:重要な生産活動が海外に依存することで、国際情勢や他国の経済状況に大きく左右される脆弱性が生じます。
  • 安全保障上のリスク:産業基盤が弱まると、国防や重要インフラの維持にも悪影響を及ぼす可能性があります。

これらの問題により、国内経済全体の競争力が低下し、長期的な経済成長や国民生活に影響が及ぶと懸念されています。

参考

  1. https://chatgpt.com/

教職協働とは cooperation of teaching and clerical staff

教職協働とは

事務職員が教員と対等な立場で大学運営に参画することの重要性 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/015/attach/1380986.htm

  1. これまでの慣行(職員は教員を支える黒子的な存在)から,両者が対等に仕事を進めることは難しいとされてきた。 https://kotobank.jp/word/%E6%95%99%E8%81%B7%E5%8D%94%E5%83%8D-2875781
  2. https://www.shidaikyo.or.jp/riihe/research/464.html

教職協働の必要性

  1. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jacuejournal/45/1/45_125/_pdf/-char/ja
  2. https://www.consortium.or.jp/wp-content/uploads/special-interest_group10.pdf
  3. https://www.tuj.ac.jp/sites/japan/files/kicho-koen-ii.pdf

教職協働を実現することの困難さ

最も議論になったのは専門的職員である。後に示す文科省の全国調査でも、まだ多くの大学が端緒的な取り組みで、専門的職員の定義や育成方法、役割については確立途上にあり、引き続き環境整備に努める結論となった。この間の答申等では、リサーチアドミニストレーター(URA)、IRerなど多くの専門職が例示されてきた。当初の提起が「高度専門職」だったこともあって、ここから、大学職員の専門職化とは、教育研究に関する特定分野の専門家を指し、それはドクターを出た高度な知識を持った者で、それをどういう資格や処遇で外部から採用し、また大学間で異動させるかという議論が主流になっていた。しかし、現実には外部人材だけで教育研究の質向上はできず、今いる職員を如何に専門職に育てるか、また専門的職員は教育研究の特定分野だけではない。この在り方については、まだ委員の中で一致を見たとは言えない。

必要性についての認識や切迫感には温度差があるように感じた。自らの41年間の職員
生活の中で、職員提案が相手にされなかった苦闘の日々は恐らく体験した者でないと分からない。

これからの大学改革の核、 SD・職員力の飛躍 篠田道夫 桜美林大学教授、日本福祉大学学園参与 中央教育審議会大学分科会大学教育部会委員 https://souken.shingakunet.com/publication/.assets/2016_RCM199_44.pdf

教職協働の実例

  1. 平 成 2 9 年 度 文部科学省委託調査 「大学等における「教職協働」の 先進的事例に係る調査」 調査報告書 平成30年3月 https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/itaku/__icsFiles/afieldfile/2018/04/09/1403495_2.pdf

教職協働の現状

  1. https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/itaku/1403495.htm
  2. 大学事務組織の現状と将来 第 2 回 全国大学事務職員調査 報告書 2021 年 8 月  https://ump.p.u-tokyo.ac.jp/crump/resource/%E8%81%B7%E5%93%A1%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%EF%BC%88%E7%B5%B1%E5%90%88%E7%89%88%EF%BC%89%E6%9C%80%E7%B5%82%E7%89%88.pdf
  3. https://staff.gku.ac.jp/~soumu/data/4.sonota/doukou/170125_No.133-daigaku-bunkakai/2-3_syokuin-arikata-siryou2.pdf

SDの義務化

2017 年4月1日から大学設置基準の一部改正が行われ、「職員に必要な知識及び技能を習得させ、並びにその能力及び資質を向上させるための研修の機会を設けることその他必要な取り組みを行うものとする」と、スタッフ・ディベロップメントが義務化されることとなった。https://www.kyoto.next-japan.net/wp-content/uploads/researchpaper-10matsuyama.pdf

教職協働とURA

  1. https://www.rman.jp/meetings2015/u_3.pdf
  2. https://souken.shingakunet.com/higher/2021/05/92ura-cc1f.html
  3. https://souken.shingakunet.com/higher/.assets/2021_RCM228_54.pdf

参考

  1. https://edtechzine.jp/article/detail/11204
  2. https://edu-expo.org/

地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)令和6(2024)年度採択大学

地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)令和6(2024)年度採択大学 https://www.jsps.go.jp/j-chukaku/saitakudaigaku.html

採択大学13校、テーマ、連携大学、参画大学の一覧です。13校中、私立大学2校の健闘が光ります。

  1. 弘前大学 グローバルWell-being共創社会を実現する異分野融合型総合知による革新的卓越研究大学群の構築 連携大学:なし 参画大学: ハーバード大学(Harvard University)、 ジョンズホプキンス大学(Johns Hopkins University)、 レスター大学(University of Leicester)、 アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health)、 オクラホマ大学(University of Oklahoma)、 国立大学法人 京都大学、 国立大学法人 東京大学、 国立大学法人 筑波大学、 国立大学法人 東京医科歯科大学、 国立大学法人 東京工業大学、 国立大学法人 九州大学、 公立大学法人 京都府立医科大学、 公立大学法人 和歌山県立医科大学、 公立大学法人 名桜大学、 国立大学法人 富山大学、 公立大学法人 静岡社会健康医学大学院大学、 学校法人 名城大学、 国立大学法人 秋田大学、 国立大学法人 岩手大学、 学校法人 岩手医科大学、 国立大学法人 東北大学
  2. 山形大学 地域と共創し、持続的な革新技術をもたらす研究大学~サステナブル社会の実現と南東北の地域創生に貢献~ 連携大学:なし 参画大学:国立大学法人東北大学、 公立大学法人会津大学、 国立大学法人福島大学、 公立大学法人宮城大学
  3. 横浜市立大学 共創を加速する「よこはまデータサイクル」を構築し、未来社会における高いヘルスウェルビーイングを実現 連携大学:なし、参画大学: 学校法人神奈川大学、 公立大学法人神奈川県立保健福祉大学、 学校法人関東学院 関東学院大学、 学校法人慶應義塾 慶應義塾大学SFC研究所、 学校法人慶應義塾 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科、 公益財団法人実中研、 国立大学法人東京工業大学、 国立大学法人東京大学先端科学技術研究センター、 スタンフォード大学 アジアヘルスリサーチ&エデュケーションセンター(Stanford University, Center for Asian Health Research and Education)、 ルール大学ボーフム ソーシャルサイエンス学部(Ruhr University Bochum, the Faculty of Social Science)
  4. 新潟大学 未来社会の“脳といのち”と“食と健康”のイノベーションを創出する研究拠点 連携大学:学校法人中部大学 参画大学:国立大学法人東北大学、 国立大学法人大阪大学、 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構、 オーフス大学(Aarhus University, Denmark)、 インド理科大学院大学(Indian Institute of Science, India)、 ボルドー大学(University of Bordeaux, France)
  5. 長岡技術科学大学 公立大・高専連携による技術科学コンセプトの拡張とソーシャルインパクト創出型SX研究大学の創生 連携大学:公立大学法人大阪 大阪公立大学、 公立大学法人 国際教養大学、 学校法人新潟科学技術学園 新潟薬科大学 、参画大学:国立大学法人 豊橋技術科学大学、 独立行政法人 国立高等専門学校機構、 国立大学法人 東京工業大学、 公立大学法人 長岡造形大学、 公立大学法人大阪 大阪公立大学工業高等専門学校、 スイス連邦工科大学チューリッヒ校 大容量パワーエレクトロニクスシステム研究室(The Laboratory for High Power Electronic Systems,ETH Zurich)、 ラッペーンランタ・ラハティ工科大学 エンジニアリング科学学部 リソース研究プラットフォーム(Re-Source Research Platform, LUT School of Engineering Science)、 ロンドン大学クイーン・メアリー校 工学・材料科学部(School of Engineering and Materials Science, Queen Mary University of London)、 ブリストル大学 化学科(Department of Chemistry, University of Bristol)、 フリードリヒ・アレクサンダー大学 ガラス・セラミックス研究所(Institute of Glass and Ceramics, Friedrich-Alexander Universität Erlangen-Nürnberg (FAU))、 ヨーク大学 ヨーク ロボティクス研究室(York Robotics Laboratory, University of York)、 シェフィールド大学 制御システム工学科(Department of Automatic Control and Systems Engineering, University of Sheffield)
  6. 山梨大学 グリーン水素を核に世界屈指の研究力を強化し、グリーンイノベーションで地方創生を先導する 連携大学:国立大学法人福島大学、参画大学: 国立大学法人東北大学、 国立大学法人東京工業大学、 国立大学法人信州大学、 国立大学法人京都大学、 国立大学法人大阪大学、 国立大学法人九州大学、 学校法人成蹊学園成蹊大学、 国立研究開発法人物質・材料研究機構、 技術研究組合FC-Cubic、 公設試験研究機関山梨県産業技術センター、 サイモンフレーザー大学(SimonFraserUniversity)、 マレーシア国民大学(NationalUniversityofMalaysia)、 ブラウンシュヴァイク工科大学(TechnischeUniversitätBraunschweig)、 ミュンヘン工科大学(TechnischeUniversitätMünchen)、 ベルン大学(UniversitätBern)、 ポール・シェラー研究所(PaulScherrerInstitute)、 ブルックヘブン国立研究所(BrookhavenNationalLaboratory)、 カリフォルニア大学マーセド校(UniversityofCalifornia,Merced)、 ケベック大学(TheUniversitéduQuébec)、 ポワティエ大学(UniversityofPoitiers)、 韓国エネルギー技術研究院(KoreaInstituteofEnergyResearch)、 マレーシアプトラ大学(UniversityPutraMalaysia)、 ペトロナス工科大学(PetronasUniversityofTechnology)
  7. 藤田医科大学 世界トップレベルの精神・神経病態研究拠点を形成し、唯一無二のアカデミア創薬エコシステムを確立する  連携大学:国立大学法人 浜松医科大学、 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 生理学研究所、 岐阜薬科大学 、参画大学:国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学、 国立研究開発法人 精神・神経医療研究センター、 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学、 国立研究開発法人 量子科学研究開発機構、 国立大学法人 豊橋技術科学大学、 ヘルシンキ大学(University of Helsinki)、 テュービンゲン大学(Eberhard Karls University of Tübingen)、 カーディフ大学(Cardiff University)、 マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)、 カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine)、 デューク大学(Duke University)、 ノースカロライナ大学(University of North Carolina)、 南洋理工大学(Nanyang Technological University)、 香港科学技術大学(The Hong Kong University of Science and Technology)
  8. 立命館大学 世界を牽引する身体圏研究の研究推進・人材育成拠点となり研究と社会実装を循環させる次世代研究大学となる 連携大学:大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所、 国立大学法人 滋賀医科大学、 学校法人順天堂 順天堂大学、 学校法人浪商学園 大阪体育大学、参画大学: 国立大学法人 東京大学、 国立大学法人 滋賀大学、 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学、 学校法人立命館 立命館アジア太平洋大学、 国立研究開発法人 産業技術総合研究所、 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
  9. 奈良先端科学技術大学院大学 研究シーズの社会実装をデジタル技術で推進し、国際連携の下で人口減少社会の持続的発展に貢献する大学、連携大学:なし、参画大学:株式会社国際電気通信基礎技術研究所、 国立大学法人東京工業大学、 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構国立情報学研究所、 国立研究開発法人物質・材料研究機構、 公立大学法人奈良県立医科大学、 国立研究開発法人産業技術総合研究所、 国立研究開発法人情報通信研究機構、 カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)、 スイス連邦工科大学チューリッヒ校(Eidgenössische Technische Hochschule Zürich)、 ストラスブール大学(University of Strasbourg)、 ボン大学(University of Bonn)、 フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルク(Friedrich-Alexander-Universität Erlangen-Nürnberg)、 ガジャマダ大学(Universitas Gadjah Mada)、 アイピービー大学(IPB University)、 インドネシア大学(Universitas Indonesia)、 国立研究革新庁(Badan Riset dan Inovasi Nasional)、 マラヤ大学(Universiti Malaya)、 マレーシアサイエンス大学(Universiti Sains Malaysia)、 トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(Universiti Tunku Abdul Rahman)、 カセサート大学(Kasetsart University)、 チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)、 ベトナム国家大学ハノイ自然科学大学(Vietnam National University, University of Science)、 ハノイ科学技術大学(University of Science and Technology of Hanoi)、 ベトナム科学技術院 バイオテクノロジー研究所(Vietnam Academy of Science and Technology, Institute ofBiotechnology)、 ベトナム科学技術院 物質科学研究所(Vietnam Academy of Science and Technology, Institute of MaterialsScience)、 フィリピン大学 ディリマン校(University of Philippine, Diliman)、 アテネオデマニラ大学(Ateneo de Manila University)
  10. 徳島大学 光工学と医学・栄養学および情報科学の研究力を結集し、世界が直面する超高齢社会の課題解決に挑戦する、連携大学:なし、参画大学:国立大学法人宇都宮大学、 公立大学法人大阪 大阪公立大学、 国立大学法人滋賀医科大学、 学校法人神戸薬科大学 神戸薬科大学、 国立研究開発法人国立循環器病研究センター、 テクニオン-イスラエル工科大学(Technion – Israel Institute of Technology)、 学校法人神山学園 神山まるごと高等専門学校
  11. 九州工業大学 開発フェーズの実行部隊・機能・教育を国内外の大学・企業に提供可能なイノベーション創出大学モデルの構築、連携大学:公立大学法人北九州市立大学、 国立大学法人長崎大学 、参画大学:国立大学法人東京大学、 国立大学法人東京工業大学、 国立大学法人室蘭工業大学、 国立大学法人九州大学、 国立研究開発法人情報通信研究機構、 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構、 マレーシアプトラ大学(University Putra Malaysia)、 キングモンクット大学北バンコク校(King Mongkut’s University of Technology North Bangkok)、 台湾科学技術大学(National Taiwan University of Science & Technology)、 ニューヨーク市立大学(City University of New York)、 サピエンツア大学(Sapienza – Università di Roma)、 ロレーヌ大学( Université de Lorraine)
  12. 長崎大学 プラネタリーヘルスの実現を目指し、世界を牽引する大学へ 連携大学:国立大学法人 宮崎大学、 国立大学法人 鹿児島大学 、参画大学:公立大学法人大阪 大阪公立大学、 国立大学法人 北海道大学、 国立大学法人 東京大学、 国立感染症研究所、 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター、 国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)
  13. 熊本大学 半導体実装から社会共創研究を通じて、地域イノベーションの実現と持続可能な産業都市構築を目指す。、連携大学:なし、参画大学:国立大学法人東京大学、 国立大学法人東北大学、 国立大学法人九州大学、 国立大学法人九州工業大学、 公立大学法人熊本県立大学、 学校法人東海大学、 国立台湾大学、 国立陽明交通大学、 国立清華大学、 国立成功大学、 熊本県産業技術センター