ヘモグロビンA1C hemoglobin A1Cがなぜ血糖値と相関するのか

健康診断の血液検査の結果としてヘモグロビンA1Cの値が出ますが、これが高いということは、血糖値が高いと解釈されます。タンパク質と糖が化学結合して、糖化されたタンパク質が生じますが、血液中の糖(グルコース)と赤血球の中のヘモグロビンが化学結合してしまって糖化されたヘモグロビンすなわちヘモグロビンA1Cが生じます。HbA1cの数値は割合を示しています。

HbA1c(%) = 糖が結合したヘモグロビン量/すべてのヘモグロビン量

https://www.ncvc.go.jp/hospital/section/ld/endocrinology/hba1c/

HbA1cの正常範囲は、糖尿病治療ガイドライン(日本糖尿病学会)で4.6〜6.2%です。特定保健指導の基準値は5.6%未満です。

https://www.kagayaki-naika.jp/hba1c/

ヘモグロビンA1Cの値が高さは、血糖値の高さを反映しています。

Why Is Hemoglobin A1c Important? Cleveland Clinic チャンネル登録者数 50.9万人

  1. HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)ってなに? 国立循環器病センター HbA1cは糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかパーセント(%)で表したものです。HbA1cは過去1~2ヶ月前の血糖値を反映しますので、当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。HbA1c(%) = 糖が結合したヘモグロビン量/すべてのヘモグロビン量