アミロースなど多糖の還元性末端、非還元性末端とは

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環状構造のグルコースが還元性を示す理由

 

環状構造にはヘミアセタール構造(-O-(-C-)-OH)を有するので、これを水溶液にすると開環が起こってアルデヒド基ーCHOを生じる。このため、グルコースは還元性を示す。(難関大化学 Z会)

なんと高校の化学の知識でした。こんなこと勉強した記憶ないけど。さすが受験勉強の説明はわかりやすい。この図も見やすい。確かに図をみると、鎖状グルコースには、端にアルデヒド基があり、5番目の炭素に結合した水酸基ーOH がちょうど近い位置に来ていて、そこで縮合が起きることがわかります。アルデヒドとアルコールとが縮合反応してヘミアセタールができるという化学反応のパターンにあてはまることがわかりやすいです。

参考

  1. 第70章アルデヒド osaka-kyoiku.ac.jp/ アルデヒドといえば還元性です。銀境反応やフェーリング液の還元が有名です。
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