ニューロモジュレーション、反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)などについて

ニューロモジュレーションとは

  • 電気・磁気刺激や薬剤を用いて神経活動を改善させる治療法
  • 反復経頭蓋磁気刺激療法(repetitive transcranial magnetic stimulation:rTMS)
  • ディープ経頭蓋磁気刺激療法(deep TMS)(H-coilを用いる)
  • 磁気けいれん療法(magnetic seizure therapy:MST)
  1. 治療抵抗性うつ病に対するニューロモデュレーションの可能性 野田 賀大 慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室精神病態生理学研究室  特集 定型的な薬物療法に行き詰まったときの新たな治療戦略―難治性精神症状への挑戦― 精神神経学雑誌 122: 456-462, 2020

rTMS療法とは

脳の背外側前頭前野(記憶、認知、意欲、判断などに関連する部分)を磁気によって刺激する治療法。日本では2019年に、治療抵抗性うつ病に対する治療法として薬事承認。双極性障害など他の精神疾患に対する有効性および安全性の検討もなされている。

  1. rTMS療法で禁煙継続率高まる 2021年10月19日 17:38 MedicalTribune