小区分「精神神経科学関連」の2020年度科研費「基盤研究(C)」採択課題

小区分「精神神経科学関連」でどんな科研費研究がおこなわれているのかを知るため、2020年度科研費「基盤研究(C)」のうち、小区分「精神神経科学関連」での採択課題全74件をリストアップしました。

    1. うつ病モデルマウスの脳由来エクソソームを用いた血液バイオマーカーの探索 研究代表者: 鈴木仁美 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 疾病研究第三部, リサーチフェロー (40415302)
    2. 良性成人型家族性ミオクローヌスてんかんと慢性精神病の併発に関する研究 研究代表者: 吉野 相英 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 精神科学, 教授 (20191629)
    3. 左側頭極機能障害型における脳イメージングと言語機能に関する研究 研究代表者: 阪井 一雄 神戸学院大学, 総合リハビリテーション学部, 教授 (80304096)
    4. ストレス応答の異常な持続的亢進をもたらす脳内機序の解明 研究代表者: 山口 奈緒子 愛知医科大学, 医学部, 准教授 (50380324)
    5. タウ蛋白PETイメージングからみた老年期うつ病の治療反応性の解明 研究代表者: 荒川 亮介 日本医科大学, 医学部, 准教授 (40350095)
    6. 精神病発症危険状態(ARMS)の回復と皮質-線条体-視床回路の変化に関する研究 研究代表者: 片桐 直之 東邦大学, 医学部, 講師 (70459759)
    7. 認知症における失文法型障害の診断方法の確立と認知訓練の開発 研究代表者: 東 晋二 東京医科大学, 医学部, 教授 (30365647)
    8. うつ病の認知機能障害に対する治療法の解明:δオピオイド受容体を介した改善機序 研究代表者: 岩井 孝志 北里大学, 薬学部, 講師 (90339135)
    9. 脳波事象関連α帯域パワー値変動を用いた外的および内的注意の増大に関する脳機能研究 研究代表者: 松岡 孝裕 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (90255092)
    10. 地域精神医療保健におけるハイリスク者ケアに関する包括的な教育モデルの構築 研究代表者: 大塚 耕太郎 岩手医科大学, 医学部, 教授 (00337156)
    11. アルツハイマー病関連新規アミロイド形成性分子MFG-E8のバイオマーカー解析 研究代表者: 相馬 仁 札幌医科大学, 医療人育成センター, 教授 (70226702)
    12. 反復性経頭蓋磁気刺激による治療抵抗性うつ病の治療メカニズムの探索 研究代表者: 立石 洋 佐賀大学, 医学部, 助教 (50457470)
    13. ガレクチンファミリータンパクと心理的ストレスとの関連性の検証 研究代表者: 梶谷 康介 九州大学, キャンパスライフ・健康支援センター, 准教授 (10597272)
    14. グリア型グルタミン酸トランスポーター発現減少に起因するうつ症状の神経基盤の解明 研究代表者: 高橋 弘 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 准教授 (20415582)
    15. 間歇型一酸化炭素中毒の病態解明及び治療の究明 研究代表者: 越智 紳一郎 愛媛大学, 医学系研究科, 講師 (40568911)
    16. 周産期のメンタルヘルス調査とパートナーへの介入方法に関する研究 研究代表者: 樋口 尚子 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (00711269)
    17. プロテアソーム・トレランスを基盤とした認知症治療薬開発の研究 研究代表者: 阪上 由香子 大阪大学, キャンパスライフ健康支援センター, 助教 (90817412)
    18. タウスプライシングを標的とした認知症治療薬研究 研究代表者: 今村 恵子 京都大学, iPS細胞研究所, 特定拠点講師 (90379652)
    19. 遠隔支援システムを用いた社会的ジェットラグに対する睡眠行動療法プログラムの開発 研究代表者: 降籏 隆二 京都大学, 環境安全保健機構, 准教授 (40727830)
    20. 精神病症状を伴う双極性障害と統合失調症の神経ネットワーク~白質障害の比較解析~ 研究代表者: 城山 隆 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (00252354)
    21. 統合失調症治療薬の細胞種特異的な細胞内シグナル解析 研究代表者: 黒田 啓介 名古屋大学, 医学系研究科, 特任助教 (80631431)
    22. 動的神経ネットワーク障害に着目した自閉性障害の早期診断/個別化治療システムの構築 研究代表者: 高橋 哲也 金沢大学, 子どものこころの発達研究センター, 協力研究員 (00377459)
    23. 親のメンタルヘルスリテラシー向上を目指した家庭用がん教育教材の開発 研究代表者: 竹内 崇 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (70345289)
    24. オートファジーを介したうつ病の分子機構解明と新規治療法の開発 研究代表者: 兪 志前 東北大学, 災害科学国際研究所, 助教 (60451639)
    25. マイクログリア、免疫・炎症因子異常からみた統合失調症の精神刺激薬モデル研究 研究代表者: 伊藤 侯輝 北海道大学, 大学病院, 講師 (40455663)
    26. マウスうつ様行動はヒトうつ病と同じ神経活動基盤を持つか? 研究代表者: 大橋 一徳 日本大学, 歯学部, 助教 (90617458)
    27. 統合失調症に関連した暴力の心理社会的背景と生物学的基盤の解明と有効な治療法の開発 研究代表者: 柏木 宏子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 病院 第二精神診療部, 医長 (90599705)
    28. リポ多糖の前投与がミクログリアを介した抑うつ症状の発症を抑制するメカニズムの研究 研究代表者: 古賀 農人 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 精神科学, 助教 (70744936)
    29. 高齢者コホートにおける認知症リテラシー教育を活用した早期受診促進の前向き介入研究 研究代表者: 前田 潔 神戸学院大学, 総合リハビリテーション学部, 特命教授 (80116251)
    30. ポータブル睡眠脳波計を用いたうつ病個別化医療の実現に関する研究 研究代表者: 鈴木 正泰 日本大学, 医学部, 教授 (20526107)
    31. 睡眠の問題の改善によるアブセンティズム・プレゼンティズムの改善 研究代表者: 志村 哲祥 東京医科大学, 医学部, 兼任講師 (20617617)
    32. 発達障害の腹側注意回路に対する経頭蓋磁気刺激の開発 研究代表者: 中村 元昭 昭和大学, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50464532)
    33. ASDにおける感覚異常の脳基盤をボトムアップ・トップダウン処理の両側面から検討 研究代表者: 太田 晴久 昭和大学, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (00439366)
    34. 色覚特性と視覚障害が、睡眠特性、睡眠障害、生活習慣病に及ぼす影響の検証 研究代表者: 田ヶ谷 浩邦 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (50342928)
    35. 言語処理の両側化現象-精神疾患ではなぜ大脳の両半球で言語が処理されるのか 研究代表者: 松尾 香弥子 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (70399509)
    36. 精神疾患を有する患者による絵画のdeep learningを用いた画像解析 研究代表者: 須田 史朗 自治医科大学, 医学部, 教授 (40432207)
    37. 統合失調症の認知機能障害を来たす脳リズム活動破綻へのミトコンドリア機能変化の関与 研究代表者: 紀本 創兵 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (00405391)
    38. 難治性うつ病に対する新規治療戦略:報酬系・免疫系クロストークから探る疾患制御 研究代表者: 橋本 恵理 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (30301401)
    39. 「前頭葉機能に注目した自動車運転能力評価法の確立と事故予測への適用」を目指す研究 研究代表者: 谷勝良子 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (30527594)
    40. うつ病の鑑別診断を目指した糖タンパク質バイオマーカーの新たな展開 研究代表者: 山形 弘隆 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (10549934)
    41. クロザピン抵抗性統合失調症のバイオマーカーの開発 研究代表者: 藤本 美智子 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (50647625)
    42. 月経関連の情動、認知機能変化の包括的理解目指した縦断的脳画像研究 研究代表者: 植野 司 京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (70868273)
    43. 産後に抑うつ状態を呈する要介入者を選定するツールの開発 研究代表者: 中村 由嘉子 名古屋大学, 医学系研究科, 研究員 (60614485)
    44. 神経性やせ症AN・回避制限型食物摂取症ARFIDの病態解明と新規治療法の開発 研究代表者: 田中 聡 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (00456675)
    45. 診断閾下の自閉スペクトラム特性をもつ女児の早期徴候の探索ー縦断的出生コホート研究 研究代表者: 西村 倫子 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任講師 (30773791)
    46. 自閉スペクトラム症の成人期の転帰と受けてきた療育・支援との関連に関する研究 研究代表者: 本田 秀夫 信州大学, 医学部, 教授(特定雇用) (20521298)
    47. 難治性うつに対するケタミンの抗うつ作用の評価と機序解明へのアプローチ 研究代表者: 工藤 隆司 弘前大学, 医学部附属病院, 助教 (40613352)
    48. 観察恐怖による情動行動変容とその神経回路基盤の解明 研究代表者: 吉田 隆行 広島大学, 医系科学研究科(医), 准教授 (60374229)
    49. うつ病とPTSDにおける視床下部-下垂体-副腎系と炎症系の概日リズム解析 研究代表者: 堀 弘明 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 行動医学研究部, 室長 (10554397)
    50. 統合失調症のグルタミン酸神経伝達異常におけるリゾホスファチジン酸の役割 研究代表者: 山田 光彦 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 精神薬理研究部, 部長 (60240040)
    51. 次世代タウトレーサーを用いた慢性外傷性脳症におけるタウの伝播・進展様式の解明 研究代表者: 高畑 圭輔 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 脳機能イメージング研究部, 研究員(任常) (20645311)
    52. 新規遺伝子発現調節メカニズムLDB2-EGR/ARC系と精神疾患 研究代表者: 大西 哲生 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 副チームリーダー (80373281)
    53. ベンゾジアゼピン受容体作動薬の減量・中止をめざして:うつ病治療での前向き研究 研究代表者: 土生川 光成 久留米大学, 医学部, 准教授 (40343701)
    54. メラノプシン光受容体を介した瞳孔反応計測によるアルツハイマー病補助診断法の開発 研究代表者: 小枩 武陛 大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 准教授 (70441152)
    55. 統合失調症の発症・病態仮説に共通するトリプトファン代謝に注目した予防・治療戦略 研究代表者: 毛利 彰宏 藤田医科大学, 保健学研究科, 准教授 (20597851)
    56. うつ病のスパイン密度減少におけるArcadlinの関与 研究代表者: 竹宮 孝子 東京女子医科大学, 看護学部, 准教授 (70297547)
    57. 臨床で実施可能な自閉スペクトラム症の診断評価のための半構造化面接法の開発 研究代表者: 内山 登紀夫 大正大学, 心理社会学部, 教授 (00316910)
    58. 事象関連電位と瞳孔径変化から解明する発達障害におけるパニックの神経基盤 研究代表者: 戸田 重誠 昭和大学, 医学部, 准教授 (00323006)
    59. メラトニン・オレキシン神経伝達を視点にした時間薬理学的なせん妄予防と発症予測研究 研究代表者: 八田 耕太郎 順天堂大学, 医学部, 教授 (90337915)
    60. シンタキシン1欠損マウスにおける精神神経疾患症状に対するグリア細胞の役割 研究代表者: 小藤 剛史 杏林大学, 医学部, 助教 (40365200)
    61. 臨床を反映した抗精神病薬慢性投与下におけるワーキングメモリー障害改善手法の探索 研究代表者: 有銘 預世布 獨協医科大学, 医学部, 講師 (80609404)
    62. 神経炎症・酸化ストレスに着目したうつ病へのrTMSの治療機作と反応予測指標の探索 研究代表者: 鵜飼 聡 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (80324763)
    63. 統合失調症に潜む橋本脳症の臨床画像的特徴と背景遺伝子多型の探求 研究代表者: 米田 誠 福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (70270551)
    64. 辺縁系優位型加齢性TDP-43脳症(LATE)の臨床画像病理学的研究 研究代表者: 川勝 忍 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (00211178)
    65. 仮性認知症としてのLate-onset AD/HDに関する臨床的研究 研究代表者: 佐々木 博之 熊本大学, 病院, 特任助教 (00839102)
    66. 認知機能障害と情動調整障害を同時に回復するうつ病のニューロフィードバック法の開発 研究代表者: 松原 敏郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (60526896)
    67. 7T MRSI・fMRSによる統合失調症のCCTCC障害仮説の検証 研究代表者: 吉原 雄二郎 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (00529464)
    68. 情動制御作用を有するプラズマローゲンのデザインと脳内輸送経路および標的細胞の解明 研究代表者: 宇田川 潤 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (10284027)
    69. 表情認知障害を起点とする自閉スペクトラム症の二次障害の成立過程の解明 研究代表者: 岡田 俊 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 知的・発達障害研究部, 部長 (80335249)
    70. デフォルトモードネットワークは経頭蓋直流電気刺激の抗うつ効果を予測するか 研究代表者: 大森 一郎 福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (60836899)
    71. せん妄に対する高照度光療法の有効性-脳波による検証- 研究代表者: 武藤 仁志 東京医科歯科大学, 医学部, 非常勤講師 (50782710)
    72. 注意欠如・多動症のワーキングメモリ向上を目指したtDCS治療可能性の検証 研究代表者: 松澤 大輔 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任准教授 (10447302)
    73. 目標生成の障害を含む陰性症状と社会認知機能が統合失調症患者の社会機能に及ぼす影響 研究代表者: 橋本 直樹 北海道大学, 医学研究院, 講師 (40615895)

出典:KAKEN